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ぜんぜんわからない 俺たちは雰囲気でゴルフをやっている

最初から重心距離の長いアイアンでゴルフを始めていたら……

最初から重心距離の長いアイアンでゴルフを始めていたら,ぜんぜん違った道をたどったのかなー,ということを,この映像を見てふと思いました。

www.youtube.com

YouTubeで見れるこの「PowerRotationalGolf」の動画シリーズ,いろいろとクセが強いので無心で観ることができないのですが,でも要所要所で面白いので,ついつい眺めます。

上の動画では「リリースの種類」ということで,「スナップリリース(フリップ)」「ローリングリリース」「ステイブルリリース」という3種類のリリースがあるという話をしています。要するに,インパクトの前後どれぐらいのタイミングでクラブフェースが軌道に対してスクエアになるかという話です。

(これらのタームはいままで目にしたことがなかったんですが,ぐぐったらこんなものが出てきました。Hand Release Actions Through the Impact Zone

この分類に従うならば,僕はゴルフを始めてからずっと「スナップリリース」だったんだと思います。下の写真で顕著なように,このタイミングでもまたトウが上を向いている。MP-64という,比較的重心距離の短い使っていたからこういうスイングでなんとかなってたし,同時に長いクラブになるほど(ドライバーで顕著ですが)フェースローテーションができずにスライスばっかりだったんだと思うんです。

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ちなみに,宮崎フェニックスで自己ベストを出したときです

ミズノMPアイアンの重心距離

ゴルフを始めて最初に買ったアイアンがMP-63で,その半年後にMP-64に買い替えたんですが,その直後に練習場で打ったら,それまでなかったフックボールが出たことを覚えています。そのときは「たまたまかな」と思ったんですが,重心距離の観点から考えれば,むべなるかな,と思えてきました。

というのも,MP-64の重心距離は33.3mm(ソース),一方,よりコントロール性が高いと思えたMP-63が35mm(ソース)。もちろんそれだけが要因ではないとはいえ,タイミングに依存する「スナップリリース」で,重心距離の短いアイアンを使えば,フックボールが出やすくなるというのは,容易に想像できるところです。

補足として,MP-64の後継っぽいMP-66の重心距離は33.5mm,本当のマッスルバックのMP4となんちゃってマッスルバックのMP-5とがいずれも34.0mmということで(ソース),僕が自宅で素振り用に使っているMP-37が32.0mm(ソース)と,微妙ながら確実な違いがあることが分かります。

(余談ですが,MP-64を監修したルーク・ドナルドって,割りとリストをきかせて-特にインパクト後に-フェースを返すタイプのスイングだと思うんですよね。MP-64も,これに合わせたのか,と,穿った見方をしてしまいます。)

素振りで感じた重心距離の違い

最近素振りにハマっているということは先日書いたとおりですが*1,最近は自宅のみならず職場でも余裕があるときに振っています。

その職場で振っているアイアンがキャロウェイの X HOT Pro。詳細な数値はわからないものの,素振り用のMP-37やメインのMP-64と比べると重心距離は長いであろうということは,ほぼ間違いない(これによると7番アイアンで38.8mm。上のミズノは全部5番の数値)。

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しゃきーん

で,面白いことに,素振りを重ねてクラブヘッドの重心に意識が向くようになった今,重心距離が長い(はずの)X HOTの方が,振っていてスムーズに感じられるんですよね。スムーズというか,違和感がないというか,より重心が感じやすいから安心するのか。

ということで

話を最初のに戻すと,もしゴルフを始めたときから重心距離の長いアイアンを使っていたらどうだったのだろうか。「ステイブルリリース」に近いスイングを自然に身に着けて,ウッド系も違和感なくスイングできるようになっていたのか。あるいは,結局は「スナップリリース」のスイングしかできなくて,ゴルフを始めて1年半で「85」を出すこともなく,ウッドだけじゃなくアイアンでもスライスに悩むゴルファーだったのか。

まぁしかし,上のフェニックスでの写真を見て,当時のスクールで言われていたことを思い出します。

「ykさんはバックスイングでフェースを開くのが下手だから,始動から開いて上げてください」

「閉じて上げたら開いて降りてきます。開いて上げたら閉じて下りてきます」

うーむ。こんな指導をされていたら,どんな道具を使おうが遅かれ早かれ壁に突き当たっていたかも。