久しぶりに,スクールでの練習の話をば。
最近スクールで,「できるだけ右足をベタ足にして打つように」と言われています。ベタ足が常に正解というわけではないんでしょうが,僕の場合,「腰を切る動作(あるいは腰の回転)」が「骨盤の右側が球に向かっている」がために,ダウンスイングで上半身の前傾が保てず,加えて手と球の距離が近くなるがためにインパクトでどうしてもつまって左肘を抜くかたちのフォロスルーになる(ので,ダフりやトップが出がちになる),当然スイングスピードも遅くなり,かつ,フィニッシュで左足に十分体重が乗らない……,という悪いクセがありまして。
これを矯正するための「右足をベタ足に」,同時に「切り返しから左膝を伸ばして骨盤の左を球から遠ざけるかたちで腰を切る」というのをイメージして練習しています。なので,「ベタ足」のメリットとしては,「右腰が球に近づかない=>クラブの通り道が確保される=>スムーズに振り抜けてヘッドスピードが上がる」ということになるんでしょうか。
安定感抜群,ジョン・ミジョンのスイングもなかなかのベタ足なんですが,
http://news.golfdigest.co.jp/tournament/players/swing/tse0000000182.html
コーチいわく,アン・ソンジュはもっとベタ足すごいよ!と。
http://news.golfdigest.co.jp/tournament/players/swing/tse000000773501.html
アン・ソンジュのスイングをしっかり見たのは初めてですが,後方からみたら安定感があるのに,正面から見たらすごく力感を感じますね。テイクバックでの右足への体重移動と,トップからの背中から倒れ込むかのような左足への体重移動。
それにしても,ジョン・ミジョンもアン・ソンジュもハーフウェイバックからアップライトに上げていきますねぇ。
ちなみにルーク・ドナルトは,ベタ足ではないです。
http://news.golfdigest.co.jp/tournament/players/swing/tse0000000235.html