Linkslover

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コブラの新しいウェッジ〈King MIM〉|胸騒ぎが止まらない

はじめてこの動画をみたときから,なんだか胸騒ぎが止まらない。コブラの新しいウェッジ「King MIM」。

「MIM」とは「metal injection molded」(金属粉末射出成形)のこと。鍛造でも鋳造でもなく,(304ステンレス)スチールの細かい粒を型に流し込んで,そこに(通常より熱い)1340℃の熱をかけることで製造するのだとか。こうすることで,コブラいわく,より均一なグレインになり,かつよりソフトなフィールが得られるんですって。

ざっくり言えば,「鋳造のコストで鍛造のフィーリングが得られる」んだとか。

さらには,仕上げにロボットの手を借りることで,工数を大幅に減少。これによって製品の個体差をできるだけ小さくしていると。(しかしこの製法,「製品に含まれていたバインダを除去して焼結をするため,成形時に比べて体積が小さくなることを見込んで金型を作る必要がある」らしい。)

ロフトは50度から2度刻みで60度まで。純正シャフトは KBS Hi-Rev 2.0 125。1本149ドル。4月12日発売開始。

ってな感じで,少なくともどこかで試打したんですが,日本でそれできるとこありましたっけ……。(というか,ウェッジはすでに52度・54度・56度・60度ともっていて,しかもそれらは SM7 のカスタムオーダーしたやつだし,最近は54度の1本だけでラウンドしているので,いまさら新しいのを買う必要性はまったくないのですが……)