PGAツアーもしばらく再開されないので,data golf の記事を適当に紹介しようかと思っていたんですが,data golf のツイートが「お気に入りのブログ記事を紹介するよ」って言ってたんで,それに沿ってやってみます。
1/ Going to do a little tweet thread here leading up to the return of golf with some of our favourite blogs.
— data golf (@DataGolf) 2020年5月19日
To kick things off: do golfers perform worse on opening tee shots? https://t.co/sYICmNOvH6
ひとつめは,朝イチのティーショットはプロでも緊張するかという話。
ソース
First-Tee Jitters – data golf blogs by data golf, 18 July 2016
概要
前置きがいろいろと長いけれど,とにかく朝イチのショットでタイガー・ウッズが左にミスしたのを見て,全体的な傾向を調べようと思った。純粋に比較できるデータを選ぶのは難しかったけど,とりあえず大会の1日目と2日目,その人のその日の最初のホールのティーショットが,フェアウェイセンターから左右にどれぐらいブレるのかを見てみた。
結果は以下の通り。
ご覧の通りで,初日は最初のティーショットの方が,それ以外のティーショットより平均1ヤード近くブレが大きくなっているけれど,2日目のティーショットにはそれほどの差がない。ということで,「プロにとっては〈その日の朝イチ〉というよりは〈大会最初のティーショット〉の方が緊張度が高いのではないか」と言えそうだ。
タイガーに限っていえばどうかとういと,結果はこの通り。
このように,3日目を除いては,むしろ朝イチのティーショットの方が左右のブレが小さい。ただしデータのサンプルサイズが小さいので,統計的に有意かどうかは微妙だが。