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1にコースで2に道具,3・4がなくて,5にスコア

WITB|ジョン・ラーム|2020年9月15日|U.S. Open|詳しいデータと解説つき

詳細なスペックとともに,テーラーメイドのツアーレップである Adrian Rietveld が詳しい解説をつけています。コース設定によって,5番ウッドと4番アイアンとを使い分けるとのこと。

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セッティング

2020年9月15日|U.S. Open|Winged Foot Golf Club

  • ドライバー|TaylorMade SIM (10.5 @10.25°)|シャフト Aldila Tour Green 75 TX|45.375", tipped 1", D3|59.75°|ヘッド重量 197g|バックウェイト 14g
  • 3W|TaylorMade SIM (15 @14.75°)|シャフト Aldila Tour Green 75 TX|43.5", tipped 1.5", D3|59°
  • 5W|TaylorMade SIM (19 @18.25°)|シャフト Graphite Design Tour AD DI (Black) 8 X|42", tipped 2", D3|59.5°
  • アイアン|TaylorMade RSi UDI (20°)|シャフト Project X 6.5|39.5", D3.5|61.5°,
  • アイアン|TaylorMade P750 (4-PW)|シャフト Project X 6.5|D3.5|23° (4), 27° (5), 31° (6), 35° (7), 39° (8), 43° (9), 47° (PW)|62° (4), 62.5° (5), 63° (6), 63.5° (7), 64° (8), 64.5° (9), 64.5° (PW)|39.25" (4), 38.75" (5), 38.25" (6), 37.75" (7), 37.25" (8), 36.75" (9), 36.5" (PW)
  • ウェッジ|TaylorMade Milled Grind Hi-Toe (52-09SB), MG2 (56-12SB, 60-11TW)|シャフト Project X 6.5|D4 (52, 56), D5.5 (60)|64.5° (52-60)|36.375" (52), 36.125" (56), 35.875" (60)
  • パター|TaylorMade Spider X Chalk|グリップ SuperStroke Ultra Slim 1.0P|#3 Hosel (Short slant)|2.5°, 68°, 37"|549g|インサート 3mm Black Surlyn|シャフト Black Stepped|オフセット 3/4 Standard
  • ボール|TaylorMade TP5 2019 (#10)
  • グリップ|Golf Pride New Decade MultiCompound Mid (1 tape wrap)

ドライバー:「基本的にジョンはずっと高MOIのドライバー。M2とかM4とかM6とか,ずっとノンアジャスタブルを使ってた。だけど今は少しアジャスタブルに寄ってきてる。ヘッド内部で,後方に14グラムのウェイトがつけられてる。もしかしたらもうちょっとホットメルトを(3-4グラムか)使って,打音を調整するかも。だけど彼にとっては,スイングウェイトを完璧にするためのもの。ジョンはティーショットで左から右に曲げるのが好き。彼はニュートラルなので,スライディングウェイトを前に動かして,望ましいショットをえられるようにする。ミスを修正するんじゃなくて。前に使ってたノンアジャスタブルに戻ったとき,同じことをするためにホットメルトをトウに入れた。だからそれは正しい進化だ。最新で最高のテクノロジーの恩恵を被っているけど,セットアップはとてもクリーンで,彼の持ち球を補完するものだ」。

FW:「フェアウェイウッドに関してジョンはタイガーみたい。しっくりこない限りは変えないんだ。僕らのFWは今年,驚くべきプロダクトになっていると思う。今回はしっくり決まったけど,次はどうなるか見ものだね。フェアウェイはアップライト側にしている。いろいろ調整して,ジョンにとって完璧なライ角にしたんだ。特にSIMの愛用者は,ちょっとロフトのあるやつを使ってるね。ロフトが少しある方が,必要なときに曲げることができるからね。曲げることのできる3番ウッドは,プレーヤーにとって大きな武器になるんだ。それがジョンには合ってて,だからバッグに入れてるんだと思う」。

アイアン:「アイアンはほとんど純正スペックのまま。新しいP7MCを見れみると,P750と似てる点がいっぱいあるのに気づくだろう。アイアンについては細かい調整はしてない。彼のためのクリーンなセットだね。このアイアンで面白いのは,ジョンの歴史を振り返ると,ブレードをプレーしている方が長かったということ。スモールキャビティを使うようになったのは,これが最初だったね。このアイアンは,ブレード好きにとってもブレードっぽいパフォーマンスをするとずっと思ってたし,だからこれを使ってる人が多いんだと思う。特に,P730とのコンボでね。ジョンはP730もテストしたけど,こっちの方がもうちょっとだけパフォーマンスが良かったんだ」。

ウェッジ:「ジョンの52度で面白いのは,彼が使ってる4ウェイキャンバーソールは,実際にマーケットに出ているものということ。あらゆるレベルのゴルファーでテストして,べた褒めされたんだ。必要になったらウェッジを交換する。特に60度は,よく溝を潰すんだ。彼が新しい溝を欲しがるときは,それが必要なときなんだ。新しいウェッジが欲しいっていうプレーヤーのことを言ってるんじゃないよ。ジョンはバンカーショットをいっぱい打つ。バンカーで練習を締めくくるのが大好きで,50ショットぐらい打つよ」。

パター:「ジョンはパットがとても上手い。スタッツが示すより遥かにパットが上手だよ。浮き沈みがあるんだ。ジョンはいつもスパイダーレッドのパターをトラックに持ち込んで,ロフトとライをチェックしていた。彼に言ってやったんだ,『0.5度ストロングになったとか,少しだけフラットになった』とか。彼は道具の扱いがあまり優しくないんだ。そうすることでパターンができて,彼の頭の中に疑念を抱かせることになるかもしれない。念のために,パターのチェックは毎週してる。(テーラーメイドのツアーテクニシャン)Wade Liles がついに言ったんだ,『これ以上しょっちゅう調整してると,どんどん弱くなるぞ。新しいのに変えなきゃいけないよ』って。でもジョンの頭の中では,パターをチェックしないといけないってまだ感じてるみたい。新しいスパイダーレッドを渡そうが何しようが。それが変更の大きな理由。何か違うのを試したくて,それでスパイダーXをテストした。それで,すごく気に入ったんだ。彼のパットはオーソドックスだけど,パターはいちばん短いクラブなわけではない。ジョンぐらい大きいと,実際に少しフラットになる。だから,少しフラットで少し長いね。ネックはショートスラントで,インサートはちょっと軟らかいSurlyn。インサートを厚くしてどうなるか見てみたんだけど,彼はその違いに気づいたね。3ミリから5ミリにしても。彼はずっとこのインサートでプレーしてる。そこには面白い話はないんだ」。

パター:「ボールの10番は,誕生部が11月10日だから。ジョンは長いことTP5xを使っていた。スピンが問題になったことはない。アイアンだろうがハーフショットだろうがシンプルピッチだろうが。このシーズンまで話を進めると,ジョンはTP5に変えた。多くの人が,スピンがより多くかかると思っている方にね。ジョンはテストを重ねて,実際にスピン量の点でXにとっても匹敵するのが分かった。いちばん多くて100-200rpmの違いだってね。ジョンとかロリーみたいな奴らがいちばん恩恵を感じるのが,グリーン周り。そこではボールを止めるために最大限のスピンがほしいから」。

ソース
クラブセッティングの変遷