1ヶ月ほど前の話題ですが,PGAチャンピオンシップの会場で,ALDILAの新しいシャフト〈SYNERGY〉がGolfWRXの目にとまったそうです。グラファイトより20倍硬い(らしい)グラフェンという素材を使っているのが特徴なのだとか。
Spotted: Aldila “Synergy” shafts, made with graphene|GolfWRX
http://www.golfwrx.com/464998/spotted-aldila-synergy-shafts-made-with-graphene/
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%B3
グラフェン (graphene) とは、1原子の厚さのsp^2結合炭素原子のシート。炭素原子とその結合からできた蜂の巣のような六角形格子構造をとっている。名称の由来はグラファイト (Graphite) と「ENE」から。グラファイト自体もグラフェンシートが多数積み重なってできている。
ダイヤモンド以上に炭素同士の結合が強く、平面内ではダイヤモンドより強い物質と考えられている。物理的にもとても強く、世界で最も引っ張りに強い。熱伝導も世界で最も良いとされ、電気の伝導度もトップクラスに良い物質である。
http://mwcc.jp/market/graphene/
グラフェンは炭素六角網面から構成されるシート状の結晶炭素で、きわめて高い導電性や熱安定性、強靱で柔軟性に富む機会特性など、優れた材料特性を有しています。コンパウンド複合材料、蓄電池材料、太陽電池材料、透明電極材料への応用が期待されている新素材です。