Linkslover

I want to be a window through which Japanese golfers can see what’s happening outside. TPI G2/P2.

マスターズ2014のクラブ情報まとめ

マスターズでついにお披露目か!と期待していたテーラーメイドのSLDRミニドライバーは結局陽の目を見ることもなく(誰かが使ってたのかもしれないけど),僕はとりあえずオンラインで予約注文しちゃいましたが,PGA TOUR のサイトが,クラブまわりの情報をまとめていました。

G15アイアンを愛用するK.J. チョイ

PGATour.com "Equipment roundup: Masters Tournament"
http://www.pgatour.com/equipmentreport/2014/04/13/equipment-roundup-masters-tournament.html

Pingが2009年にG15アイアンを発売したとき,それは大きめの顔とグースでもって寛容性を高めた,アマチュアのゲームを向上させるアイアンである,という触れ込みだった。K.J. チョイは明らかにそんな言葉とは関係なく,G15のセットをバッグに入れてオーガスタナショナルに現れた。多くのプロが小さなクラブフェースと小さなグースと薄いソールのアイアンセットを使う中,チョイはつねにそんな流れに逆らって,幅広のソールでやさしく飛距離の出るアイアンを使っている。チョイは2011年シーズン,彼がプレーヤーズ選手権を勝った年も,G15アイアンを使った。そして,またその快適な場所に戻ってきた。

ストリッカーは,先週のシェル・ヒューストンオープンで,かつて使っていたタイトリストの 714 AP2 に戻した。シャフトは True Temper Project X 6.5。その弾きがいいと,彼は言っていた。その翌週のマスターズで,ストリッカーはアイアンに調整を加え,シャフトを KBS C-Taper(Sフレックス)に戻した。「Project X ではまったくしっくりこなかった。なので,また元のシャフトにもどすことにしたんだ」

アダム・スコットは,彼の最近の流行りである,マスターズの週に新しいクラブを入れる,というのをやった。劇的な勝利をおさめた去年,スコットはタイトリストの 913 D3 ドライバーをバッグに入れた。そして今年は,2本のタイトリスト Vokey SM5 ウェッジ。48度のロフト,Fグラインドで8度のバウンスのものと,54度のロフトで10度のバウンスのもの。ロブウェッジは新しいものに変更しないで,なじみの 60度 Vokey TVD Kグラインド にこだわった。

ルイ・ウーストヘイゼンはパターのロフトをいじくった。オーガスタの硬いターフに合わせてウェッジのバウンスをいじるのは,極めてよくある調整といえるだろう。あまりない調整といえば,パターのロフトだ。ウーストヘイゼンが Ping Ketsch flatstick パターに対して行なったように。誰もが知るように,オーガスタのグリーンはガラスのように速い。だから,プレーヤーたちはボールをきれいに転がしたい。彼は,ロングパットのときにちょっとボールが跳ねるのに気づいた。それで,彼はグリーンのスピードに合わせてパターのロフトを2度減らしたというわだ。

ジャスティン・ローズのミルドパター。全米オープンを昨年制したローズは,アーノルド・パーマーインビテーショナルの週に彼のもとに届けられた,カスタムメイドの TaylorMade White Smoke DA-62 パターを使っていた。ローズは True Roll インサートの all-black Spider Blade を使っていたが,ミルドフェースはミスヒットのときの感触がより伝わりやすいという。

グレアム・マクドウェルは,キャロウェイの FT Optiforce ドライバーを使っているところを目撃された。かつての全米オープンチャンピオンであるマクドウェルは,2010年までキャロウェイの契約プレーヤーだったのだ。その後は Cleveland/Srixon に移っている。パー3コンテストで優勝したライアン・ムーアは,練習ラウンドで試したのちに,パターを35インチのオデッセイ Metal-X Milled(ロフト2.5度,ライ角70度)に変えた。