こちらの記事,
14本のなかで“4番目“に大事なクラブはなんですか? シングルさんが語る「高確率で飛ぶクラブ」の重要性 - みんなのゴルフダイジェスト
もともとやきそばパンWさんのブログ記事で知ったんですけど,
An Open-and-Shut Golf: 気になった記事: 14本中で 4番目に大事なクラブは?
ちょっと考えてみるとなかなか奥深いですね。「4番目」というかそもそも「14本のなかで○番目に大事」っていうとき,何をもって〈大事〉とするか,ところが気になります。
考え方はふたつあると思うですけど,
- 「このクラブがないとゴルフにならない」という意味で〈大事〉
- 「このクラブは自分に合っていないと使いづらい」という意味で〈大事〉
かなと。
たとえば(1)の場合,自分はドライバーがなくてもラウンドはできる,という意味では,ドライバーは自分にとっていちばん大事なクラブではない。パターがないと困るけど,いちばん困るかと言われたらそうでもない。なくていちばん困るのは,ロフト58度のウェッジ。いま使っているこのウェッジがないと,100ヤード以内をどう打っていいのか分からなくなる。
逆に(2)の場合,長いクラブほど使い慣れていないものを手にすると不安になる。それはひとえに自分が長いクラブほど苦手だということに起因するんだけど。逆にアイアンなんてちょっと打って各番手の飛距離をだいたい把握したらそのままコースで使えそうな気がするし,パターもなんとかなるんじゃね?って思う――もともとパターとかパッティングに対する意識低いから。
って書いててふと思ったんだけど,「14本全部同じメーカーで揃えるとしたら」ってやつ。これを妄想するとき,自分がどのクラブを〈大事〉に思っているかが浮き彫りになるんじゃないかと思った。たとえば超ざっくり言って「テーラーメイドは長いクラブほど信頼感あって短いクラブ(特にパター)ほどよく分からない」とか「タイトリストは短いクラブほど馴染みがあって(パターはキャメロン)長いクラブほど自分には未知数」みたいなパーセプションがある中で,何を重視して何を捨てられるかっていう。
ってな感じで特にオチもマトメもないですが,言葉の定義というか意味合いが気になるのでした。