
オレたちの〈ken5〉──青島賢吾が関東ミッドアマで優勝した。
今年度の関東ミッドアマチュア選手権は、2アンダーの3位タイからスタートした青島賢吾(ワンウェイ)が1アンダーの70ストロークでラウンド。トータルで唯一アンダーパーの3アンダー(209ストローク)で競技を終え、初のKGAタイトルに輝いた。
3日間競技で,2日目を終えてワンウェイの横田が6アンダーでトップ,だったのに,その横田が最終日になんと77の6オーバー(パー71,鹿沼CC南コース)と崩れ,一方の青島は最終日もしっかりと1アンダーでまわって,結果的に2位に3打差でしっかりと勝ち切ったのでした。
これだからアマチュアゴルフって面白いですねー,なのか知らんけど,「USの大学ゴルフでばりばりやってたken5が関東ミッドなんかに出るのずるくね?」みたいな感がなきにしもあらずな中――USでは元プロがミッドアマの試合に出て話題になっていたようないないような――,それでも今や教える側にまわっているken5,指導者としてあるいはTV解説者としてもそこそこの地位も名声も築き上げつつある中で,ともすると自らのレピュテーションを落とすリスクも負った上でこうやってガチの試合に出て,そしてしっかりと結果を残すところ,さすがっす!
僕ら普通のアマチュアゴルファーとしては,やれインストラクターだやれコーチだがいろいろと言ったところで,「で,あなたはどうなの?」と思うこと少なからずあるので,そういう声(なき声)を結果で粉砕するの,かっこいいったらありゃしない。ken5がそういう声というか視線を意識しているかどうか知らないし,本人は単にゴルフが好きで競技ゴルフが好きだからやっているのかもしれないけれど……。
話が少し逸れるけど,ごまんといるゴルフインストラクター諸氏も,プロ資格を持っていなければこういう試合に出れるはずなので,そういった方々が競技ゴルフの場で競い合うシーンをぜひ眺めてみたい。あと,企業対抗戦みたいなのもあるけれど,そこにしっかりと出場しているところ──住友ゴムとかブリヂストンとか本間とかピンとか──にも,好感が持てる今日このごろ。
攻め方

ところで。KGAがFacebookでこの決勝の1番ホール(きっと南1番)のティーショットの映像を見せていたんだけど,ドライバーじゃないクラブでティーショットしている人が思いのほか多くて,びっくりしたんですよね。フェアウェイ左のバンカーに入らないように打ってるのかもしれないけど……。

でもこの南1番って,左いってもOBとかではないし,だったらあえて自ら距離削る必要もないと思ったんですよね。ken5はちゃんとドライバー打ってましたが。
