Linkslover

I want to be a window through which Japanese golfers can see what’s happening outside. TPI G2/P2.

Kuro Kage XT 60S の International Flex Code

Mitsubishi Kuro Kage XT 60S を手に入れてみたのですが……,

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International Flex Code の表記があって,驚いた。

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International Flex Code って,前に Srixon のハイブリッドを買ったときに,その純正シャフト(Miyazaki)にあったのを見て初めて知ったものです。

再掲しますが,こんなやつ。

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「Miyazaki kaula 7 for HYBRID SR」のコードは「6434」で,「Kuro Kage XT 60S」のは「5665」。なので,比較すると Kuro Kage の方が「Butt付近は少しだけ緩めだけど,中間部の剛性はけっこう高めて,Tip付近も硬い」と読むことができます。

International Flex Code って Miyazaki が提唱しているだけなので,なぜ三菱が,しかもこの Kuro Kage にだけ載せているのかは分からない……。

他社製品のコードも

で,調べていたらこんなものを見つけた。

だぶんこれ,ダンロップ社製のクラブにメーカーカスタムでつけられるシャフトのリストだと思うんですけど,他社のシャフトにも全部このコードが載ってるんですね。もちろんこのコードだけじゃシャフトの特性を語り尽くすことはできないにしろ,眺めているだけでもけっこう面白い。

たとえば Fujikura Speeder なんか「先が走る」ってイメージだけど,実はTip付近よりもTip寄りの中間部の方が剛性が低いとか,重さが変わると同じモデルの同じフレックスでも剛性の分布が少し変わるとか。この Kuro Kage にしたって,XT と XD だとコード的には同じでトルクだけ違うとか。あるいはマミヤの ATTAS Punch はけっこう極端な剛性分布になってるとか。

こうなるとやっぱり,「そのシャフトの特性がいちばん表現されているのは,どの重要のどのフレックスなんだ」というのが,とても気になってきますね。