こちらのブログ記事を読んで,
『プロのスイングになる極意』って本があるんだ,へー面白そう,と思ったら,なんだ森守洋の最近のやつだった。
森守洋『ゴルフ 誰もいわなかったプロのスイングになる極意』(河出書房新社)は期待外れ - Linkslover
この本はもう人にあげてしまったので読み直すことはできないけど,この「運動学習」という考え方は面白そう。
「ごるふな日々」から孫引きすると,スポーツが上達していく過程を4つの段階であらわしたもので,
第一段階・・・知らない、ので「できない」
第二段階・・・知っている、が「できない」
第三段階・・・知っていて、かつ「できる」
第四段階・・・知らない(意識しない)、でも「できる」
という過程を,運動をマスターするときには経る。よってゴルフの場合,
第一段階・・・スイングの方法も理屈もわからない、初心者状態
第二段階・・・こう動かせばいいと分かっているのにできない、ほとんどのアマチュアゴルファー
第三段階・・・スイングがわかり、なおかつ思ったとおりに再現できる上級者・トップアマ
第四段階・・・ほとんど考えなくても体が勝手に「正しいスイング」をしてくれる、プロゴルファー、ジュニア出身ゴルファー
と考えると理解しやすい(と本に書いてあった。だいたい),のだそう。
上達への道筋を示してくれる・・・レッスンプロ
道を歩き、「正しいスイングのコツ」を発見する・・・自分自身
そのコツを自分のものにする(第三段階へ行く)・・・練習量、練習頻度
というのもまったくその通りだと思いまして,
「知っていて、できる」第三段階へ上がるためには、あくまでその「ちょっとしたコツ」を自分で見つける必要がある。〔中略〕大事なことはいつも「ちょっとしたコツ」について考え、もがき続けることなのだろう。そしてそのコツを見つけたら、あとは「それに気をつけながら(考えながら)」練習する。
という点も完全に共感。そうなんですよね,人に教わってるからといって,自分でも考えて試行錯誤するステップって必要なんですよね。
んー,もう1回立ち読みしてみようかな。
- 作者:森守洋
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2018/09/08
- メディア: 単行本