Linkslover

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Dr.クォン, 吉田洋一郎『驚異の反力打法:飛ばしたいならバイオメカ』ゴルフダイジェスト社

こないだ書いたとおり(地面反力(床反力)なんて……|使えると有効 - Linkslover),今まで避けてた「地面反力」の効果に目覚めたので,この本を読んでみました。

ゴルフスイングにおける「地面反力」の研究で第一人者であるDr.クォンと,いろんな人にいろんなことを習ってるゴルフスイングコンサルタントの吉田洋一郎との共著。本の前半がDr.クォンによる理論編で,後半が吉田氏による実践編,といった構成です。

その吉田氏いわく,

クォン教授自身はゴルフに関しては完全なアマチュアプレーヤーで,身長は170センチ前後,50代半ばの中年のおじさんですが,ドライバーの飛距離は優に300ヤードを超えます。

だそうで,これだけで「地面反力」理論の信憑性が高まる……かどうかは受け取る人次第ですかね。

Dr.クォンいわく,

「地面反力」は,私たちが地面に接している限りは日常生活において常に使っているものですし,それをゴルフスウィングに取り入れるのも,決して難しいことではありません。

だそうで,そう,難しくないんですよ。

前半の理論編は,読む人によってはダレるというかすっ飛ばしたい内容かもしれませんが,

ゴルフに限ったことではありませんが,高度な技術をーーとくに大人になってから,効率よくーー身につけるには,その理論や仕組みを正しく理解することが不可欠だと私は考えています。仕組みのわからないまま,「やれば身につく」というのは,膨大な反復練習量が必要ですし,その後の応用も利きません。

と,Dr.クォンは語っています。

で,僕が個人的に参考になったのは2点ありまして,ひとつは「”切り返し”にはブランコと同じ動きのタイムラグがある」という点,もうひとつは「足の前後の動きを意識する」という点です。

細かく言うと,1点目は「スウィングがトップに到達する前に左に踏み込み,反力のベクトルを大きく左足寄り(飛球線方向)に傾け,モーメントアーム(回転軸と力がかかる場所の距離)が長い状態で地面反力を使って,スウィングを逆回転させるための力を生むことが重要」とのこと。こうすることで結果的にXファクターが大きくなるし,自然な運動連鎖にもつながるということですかね。

2点目は,地面反力はダウンスイングだけじゃなくバックスイングのときも意識すべきで,バックスイングでは「右足はかかと側,左足はつま先側に踏み込む」,ダウンスイングでは「左足かかと側,右足つま先側に踏み込む」のがポイントだと。

最後に。この本を通読していちばん思ったのは,前の記事で引用したこのドリル,とっても有効。

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あ,そうそう。サブタイトルの「バイオメカ」って何よ。字数制限でもあったの?

追記|2019-03-12

「ブランコを漕ぐように振る」の説明。

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via 地面反力でヘッドスピードを上げる | アクア@ゴルフのブログ