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世界中のどんなコースに行っても恥ずかしくない/戦える/コースと対話できる。そんなゴルフをしたい。

井上透『東大ゴルフ部が実践! ゴルフを科学する』主婦の友社

「東大」を売りにしたタイトルは嫌いだし,「なんとかを科学する」というフレーズも大嫌いなのですが,目次を見たら面白そうだったので買ってみました。

東大ゴルフ部が実践! ゴルフを科学する

東大ゴルフ部が実践! ゴルフを科学する

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井上氏の話の展開としては,まず「自分の打ったボールにすべての答えがある」ということ。ハンク・ヘイニーも同じようなことを言ってましたね。

ただ,きっと,ヘイニーがこれを述べた時点からは,そのアプローチがだいぶ科学的・理論的にになっていると思います。

いずれにしろ,打ったボールを見て自分のスイングで起きている現象を判断するために分析力をみにつけよう(トラックマンなんかの計測器のちからを利用しつつ),ということで,まずはDプレーン理論の話から始めます。Dプレーン理論は,要するに「スイング軌道とフェースの向きがボールにどのような影響を与えるのかを説明した(Describe)新しい理論」で,もともとは以下の本の中で述べられたものです。

The Physics of Golf

The Physics of Golf

このDプレーン理論から,ドローとフックとの違い,トラブルショットやアプローチショット,バンカーショットの打ち方に対する考察も述べられます。

……が,読み終わってみたら,これまでにどこまで見聞きした知識の寄せ集めといった印象を強く持ちました。

んー,やっぱり「なんとかを科学する」は,その程度なのかも。

おわり。

追記|2019-03-08

Dプレーン理論とか,それを応用してのショットメイキングについては,石井忍の本の方が詳しくて参考になりそう。

ゴルフは科学で上手くなる!

ゴルフは科学で上手くなる!

それにしてもみなさん,「科学」好きね……。(「科学」に対する苦手感の反映ともいえますが)「科学」というなら,これ(↓)ぐらいの内容を期待したいところですが。

『Golf Science: Optimum Performance from Tee to Green』|パフォーマンス向上のための科学的知見一覧 - GOLF103