エディンバラ在住の「UK Golf Guy」氏が,パリ郊外のゴルフコースを紹介していました。ライダーカップコースの Le Golf National はなかなか面白そうに見えましたが,あれを上回るのはいっぱいあります。
というか,氏も書いていますが,ライダーカップコースってハザードが多かったり設計上の制約があったりして,必ずしもアマチュアがプレーして楽しい(fun-to-play)コースではないんですよね。代表格はイングランドの Belfry。ウェールズの Celtic Manor も,3コースあるうちライダーカップコースの Twenty Ten がいちばん見た目には地味でした。たぶんスコットランドの Gleaneagles もしかり。
Golf in Paris - much more than Le Golf National — UK Golf Guy
Fontainebleau
この写真ではあまり魅力が伝わりませんが……「hidden gem(秘宝)」と呼ぶにふさわしいコースなんだそうです。メンバーコースでありながら,ビジターもあたたかく受け入れてくれる。砂地の上に作られているので,雨がちな5月でもコンディションは良好。オルリー空港から南東に45分ほどで到着ということで,旅の最初に立ち寄るにはちょうどいいと。
Les Bordes
これも写真がイマチチだ…。さらに1時間半ほど南下すると到着。長らく「噂だけが聞こえてくる」超プライベートなコースだったが,最近は方針転換し,丁重にお願いすればティータイムがえられるよう(ただしロッジへの滞在は必須)。
Robert von Hagge 設計で,タフなコース。スコア80を切った人はクラブハウスのボードに名前が載るのだとか。
Saint Germain
ハリー・コルト設計。Fontainebleau や Les Bordes とは趣が違う様子。
Le Golf National
きました,ライダーカップコース。ホテル併設で,予約も簡単。とはいえ,ウォーターハザードが絡む最初と最後の数ホールずつ以外は,印象の薄いホールが多い。
Morfontaine
Tom Simpson が1920年台に設計。ヘザーランドなんですかね。確かにこれは美しい。でも,グリーンフィーがとても高く,しかも超プライベートだからプレーするのが大変なんだそう。
(そういえば,CNNのライダーカップ特集の番組でこのコースが紹介されていたような)