前日夜10時ちょい前にホテルにチェックインし,「バーでのフードのオーダーは10時までだから」ということで,部屋に荷物を置くだけでバーに直行,イギリスならではのステーキを食べて,翌朝はカーヌスティでのラウンドでございました。これがkkとのスコットランド6日間ゴルフの旅の締めくくり。
ホテルの中は,こんな感じでいろんなポスターが飾られてます。
クラブハウスに飾られている,歴代のカーヌスティでの全映チャンピオン。そしてクラレットジャグのレプリカ。
各ホールの写真を挙げる前に全体的な感想を述べますならば……,「世界で五本の指に入るぐらい難しいコース」となどと言われる(誰が言ってるかは知りませんが)割には,それほどの難しさは感じず,しかしそれはきっと天気がよくて風がほとんどなかったことにも大いに依るのだろうと思います。
そもそも「難しい」といったときに「アマチュアがパーをとるのが難しい」のかそれとも「プロがバーディーをとるのが難しい」のかで大いに変わってくるのだろうとは思いますが,いずれにしろラウンドの大詰めになった17番と18番でクリークが絡んできて,そこに風が吹いてたりしたら,そりゃそうとう技術的にも精神的にも大変だし,ラウンド後の印象としても「難しい」になるだろうなぁとは想像できます。
多くのホールでティーショットのランディングゾーンにしっかりとバンカーが配置されており,ショットのたびに攻めるのか守るのかの選択が迫られ,そして狙ったサイドに打たなければいけない正確性が要求されるのは,これまた難しいだろうなと。(幸か不幸か僕はドライバーが当てにならないのでティーショットをほとんどFWで打ってました…その飛距離だとこのバンカーは大いに問題にならず)
コースは全体的にフラットで,よく整備された美しさがあると思います。ターンベリーより見晴らしがいいし,ドーノッホのような素朴な味わいがあるわけではない。上品で洗練されてよく計算されたコースなんだなぁというのが,このコースに対する僕の印象です。
あと,17番と18番のクリークは,思ったより深い。もしかしたら昔はもっと水の量が少なかったのかもしれないけれど,ここからウォーターショットをしようとしたヴァン・デ・ヴェルデっていったい…。
1番パー4。フェアウェイ右のバンカーは,レギュラーティーから250ヤードで入る位置にある。おだやかなスタートホール。
2番パー4。こんな感じで,ティーショットに気を使わせるバンカーの配置となっておりますよ。
3番はショートパー4ですが,フェアウェイ途中にこんなバンカー,そしてグリーン手前にはクリーク。ラクなホールではないけど,やることをちゃんとやればパーがとれるホール。
6番パー5。左隣りはカーヌスティだけど別のコース,で,OB。こんな感じで,前半はとても視界がひらけております。
8番パー3。左の白杭の外は,ゴルフをしない人が散歩していた。
9番,ストレートなパー4。来たる Alfred Dunhill Links Championship 2015 に向けて,木の伐採なりリーダーボードの設営なりをやっていました。
で,前半はなかなかしまったプレーでスコアは44。ここまではいい感じだったのですが,後半からティーショットが曲がってスコアにならなくなってしまいました。
10番もストレートなパー4ですが,グリーン手前にクリークが。この10番を終わったところにハーフウェイ・ハウスがあります。
11番パー4。軽い右ドッグレッグ。距離はないので,ティーショットを間違わなかったらスコアは落とさないホール。
13番パー3。ここもしっかりグリーンをとらえてパー。ただ,グリーンの入り口も左右もバンカーでガードされている。
そのグリーンの様子。
こんな感じで,リーダーボードの設営が。
14番。フェアウェイ途中で待ち構えるバンカー群。
アプローチショットは,このバンカーとDuneを越えるブラインドショット。
そしてグリーンはダブルグリーン。
16番は230ヤードのパー3。その上,グリーン手前はこんな感じになっていて,性悪。
トム・ワトソンが1975年に優勝したとき,この16番ではいちどもパーがとれなかったとか。
17番パー4。ティーショットのランディングエリアの手前と左と奥にクリークが走っていて,ショートしても引っ掛けてもランが出すぎてもウォーターハザードという。
クリークは,この深さ。
そして18番パー4。kkの渾身のティーショットは飛んでたなぁ。
そしてこのあと着替えるまもなくクルマを飛ばしてグラスゴー空港に向かい,怪我なく事故なく,スコットランド6日間のゴルフ旅行は無事に終了したのでした。
15 Sep 2015