アマチュアゴルファーのハンディキャップの分布とか,ハンディキャップ別のパフォーマンスとか,ありふれた題材ではあるけれど,改めて見るとやっぱり面白く,スコア改善のヒントが得られそう。
Study: Overall Golfer Performance By Handicap
- データは,スコア管理/GPSアプリの TheGrint から入手し,15,000人のデータを集計。異常値は排除している。
- 注意点として,データの性質上,そのサンプルは自分のスコアやハンディキャップを記録しようという意欲のあるゴルファーによっていること,アプリを使いこなせるだけのリテラシがある人によっていること,そして比較的若いゴルファーによっているだろうこと。
- まずハンディキャップの分布は,11-15のゾーンが最頻値
- ハンディキャップが21以上は20%程度と少なく感じられるが,これは上述のサンプルの性質に起因すると思われる
- コンスタントに70台を出しているゴルファーは全体の10%
- コンスタントに80台を出しているゴルファーは全体の49%
- 86%のゴルファーが100を切っている
- 上手いプレーヤーほどバーディーをとっているが,それよりもロースコア達成のために大事なのは,ダボやトリなどの大叩きを避けること
- このグラフを見れば,次のレベルに進むためになにをすればいいかが見て取れる。ひとつでも多くパーをとることだったり,ひとつでも多く大叩きを減らすことであったり
- 上手いプレーヤーほどパー5ホールを得意とし,比較的パー3を苦手とする。ハイハンディキャップのプレーヤーは,その逆。
- 要するに上級者ほどティーショットの飛距離と正確性があるのだろうということ。