Linkslover

I want to be a window through which Japanese golfers can see what’s happening outside. TPI G2/P2.

イギリスゴルフ #14|Highgate Golf Club|ロンドン北部の品のいいゴルフコース

平日の午後にちょっと時間ができたので,ロンドン北部にある「Highgate Golf Club」でひとりラウンドでをしました。パー5は1ホールだけでトータルのパーは69,レギュラーティーからは5735ヤード。 その中で450ヤードを超えるパー4が2ホールあります。バッグを担いで,所要時間は2時間半。

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この Highgate Golf Club は,前に「ロンドンの近場ゴルフコース,M25の内側の10選」で紹介したように,ロンドン中心部からはもっとも近いゴルフ場。とはいえ,最寄り駅(Northern Line の Highgate)からは歩いて15分ぐらいかかります。クルマで行く人は関係ない話ですが,電車・バス組にはちょっとつらいかも。コースに向かう道(Sheldon Ave)はそこそこ高級な住宅地っぽくて,立派なお家が立ち並んでいます。もれなく芝生と車庫付きで,レンジローバーがチラホラと。

このコースは週末はメンバーとその同伴者だけがプレーできますが,平日はビジターでもプレーできます。ただし水曜日は午後のみビジターのプレーが可能。今日の午前中は「レディースのコンペ」が行なわれていたようです。ユニークだと思ったのは「個別のティーオフ時間の予約は受け付けていない」ということで,ふらっと行って空いてたらそのままスタートしてね,ということでした。余裕をみて早く着いたのでバーでサンドイッチを食べましたが,これが最高に美味しかったです。

コースは素直な造りです。地形の高低差を活かしており,シンプルな造りの割にメモラブルなホールが多いかも。根本の見えないピンに向かって打ち上げのアプローチショットを要求されるホールがいくつかあります。

1番はクラブハウスわきのティーから気持よく打ち下ろしのティーショット,からの左ドッグレッグ。

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打ち下ろしになる1番ティーショットはクラブハウス脇から

2番はティーショットがブラインドですが,全体の距離は短いパー4。

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2番ティー。ブラインド

3番は2打目が打ち下ろしになるパー4,360ヤードほど。と,穏やかなオープニングの3ホール。

4番パー3はPWで打てる距離。長いパー3が多いイギリスでは珍しいですね。ティで距離を変えるのではなく,グリーンへのアングルを変えているのが面白かった。赤ティからは花道が開けていますが,黄色ティーからは微妙にバンカーが絡みます。

5番は距離の短いパー4。

6番は450ヤードのパー4で,しかもティーショットがエントランスの道路越えという,ちょっと緊張する造り。僕はこのホールで初めてミニドライバーでティーショットをして(それまでは全部5W),見事にダフリ。このホールがスコアインデックス1。

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6番のティーから

7番は唯一のパー5ホール。ティーショットが打ち下ろしになるので,見晴らしがよく気持ちいい。

8番はショートアイアンで打てるパー3。

9番は400ヤード越えのパー4で,ティーショットがブラインドになる。ここはパーがとれたら御の字でしょうね。

10番は350ヤード程度のパー4だけど,200ヤード地点から先が急激なダウンスロープになっており,グリーン面はティーからはまったく見えない。アプローチショットはバンカー越えになるので,ティーショットはハイブリッドかログアイアンでレイアップして,フラットなライからアプローチを打つのが正解かと思いました。ちょうど下り傾斜を降りきったところにバンカーがあって,しかもグリーンとそのバンカーとの距離が遠いんです。

11番は軽く打ち下ろす長めのパー3。フェードの練習したら望み通り通りの曲がり幅だったけど,いかんせん飛距離が足りなかった。

12番は打ち上げていく短めのパー4。ティーショットの5Wがつかまりきらず,アプローチは右ラフから完全にブラインドショットでしたが,うまいことグリーンに乗ってくれてパーセーブ。

13番は右ドッグレッグのパー4。ティーショットが珍しくドローしてフェアウェイ左にいったもので,アプローチショットが長くなってしまった。これはフェードが意図より大きく曲がって,バンカー越えの難しいアプローチが残った。

14番は370ヤードほどのパー4。コースレイアウトがよく分からなくて,あやうく左隣りのコースにティーショットを打つところだった。2打目の5番アイアンがグリーン近くまで行ってくれて,寄せワンでパー奪取。

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左に打ちそうになった14番ティー

15番は430ヤードのパー4。ティーショットの飛距離がないとこういうホールはボギーでOKと思うしかないですね。それでも2打目の5W,つま先下がりから狙い通りの曲がり幅でフェードが打てたのは自己満足。

16番も450ヤード越えのパー4。しかもグリーンが高い位置にあり,かつショートした球は手前にコロコロと転がり落ちる,なんともイヤラシイ造り。このホールがスコアインデックス2。難易度は6番より16番の方が難しいと思うけど。

17番は打ち下ろしのパー3。

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17番パー3

18番は(クラブハウスから見ていたときから想像していましたが),アプローチがクラブハウスに向かって打ち上げるかたち,これもピン根本は見えないのとグリーン周りは狭いので,けっこう難しく感じる。

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18番のグリーン。クラブハウス外から

今日も担ぎでラウンドするので本数を9本だけバッグに入れました。

  • ミニドライバー
  • 5W(18度)
  • ハイブリッド(24度)
  • アイアン:5番,7番,9番,PW
  • ウェッジ:56度
  • パター

52度ウェッジは抜いても平気。その代わりいちばん下を58度じゃなくて56度にした。ただやっぱりまだ,「8番の距離を7番で打つ」っていうのは難しいな。指2・3本短く持った上でさらにフェードを打てばいいのだろうか。振り幅を抑えるとインパクトが緩みそうで怖いのだが。

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けっこう火事多いですね

15 Oct 2014