実験の好きなMyGolfSpyが,「ヘッドが重要か,シャフトが重要か」という問いに答えています。
高弾道/中弾道/低弾道のシャフトと,player's driver/game improvement driver/super game improvement driver(アスリート向けドライバー/お助け機能付きドライバー/超お助け機能付きドライバー,と訳せばいいのかな)と,それぞれ3種類用意して,いろんな組み合わせで数値をとっています。
MyGolfSpy Labs "Head (vs) Shaft"
http://www.mygolfspy.com/mygolfspy-labs-head-vs-shaft/
たとえば,違うヘッドの同じシャフトをつけた場合
そして,同じヘッドの違うシャフトをつけた場合
ってな感じで,オブザベーションとしては,
飛距離
ヘッドを変えてもシャフトを変えても影響度は同じぐらい。
ボールスピード
ヘッドの違いの影響が大きい。テスターが「自分に合ってる」と思ったヘッドではベストな結果が得られなかった。シャフトの違いの影響がも同じように大きい。
打ち出し角
ヘッドのシャフトも1度から2度ぐらいの違いを生む。どのテスターも「高弾道」のシャフトで実際にいちばん高い弾道になったけど,「超お助け機能付きドライバー」ではだれもいちばん高い弾道が出なかった。
スピン量
どのテスターも500RPMぐらいの違いが出るけど,どれも期待とは違った結果だった(アスリート向けドライバーでいちばんスピン量が多いとか)。
直進性
ヘッドを変えてもシャフトを変えてもだいたい同じような変化。
で,こんな風に結論づけています
both, yes both the head and the shaft play a vital, and roughly equal role in hitting the ball long and straight.
両方。そう,ヘッドとシャフトの両方とも,飛距離と直進性に関してはだいたい同じぐらいの役割を果たす
ということで,ふかしたわりに面白くない結論におさまるのも,MyGolfSpyではおなじみって感じになってきました。orz