Linkslover

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TPCネットワークプロが教える,ゴルフ場でのエチケット

ゴルフ規則の第1章は「エチケット」,というのはよく知られた話ですが,ゴルフにとってマナーとエチケットはないより優先されるべき,とはいえ,口うるさくガミガミネチネチいうのも気持ちよくないもの。スマートにさらっと振る舞いたいものですわね。

ということで,TPCネットワークのプロたちが教える,ゴルフ場のエチケット,10のコツ,だそうです。

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TPCといえば,まずはソーグラスか

The Golf Travel Guru: Etiquette Tips by the TPC Network Pros

  1. いちばん成功の確率が高いティーボックスからプレーすること。(距離の短いティーボックスからプレーすることを)ためらったり恥ずかしく思わないこと。自分の技術に合っていないティーボックスからプレーすることは,自分自身をイライラさせるだけでなく,周囲の人間もいらいらさせます。

  2. 急いでショットをする必要はない。効率よく準備して,すべてのショットを時間を無駄にすることなく行なうこと。クラブを何本か持ってボールのところに行き,必要であれば暫定球を打つこと。

  3. 同伴競技者をリスペクトすること。適切なレベルで話したり音楽をかけることを考慮に入れるべき。音楽をかけていいか,同伴者にたずねること。音楽でリラックスする人もいるし,音楽に気を取られる人もいることを認識すること。こういった耳障りなものは,自分のグループの進行を遅らすだけでなく,後ろの組の人たちすべての進行を遅らす可能性がある。

  4. 携帯電話はサイレントモードに。スイングの途中に呼び出し音が鳴るほど,ゴルファーにとって迷惑なものはない。携帯電話が手放せないというケースもあるだろうが,電話に出なければいけない,あるいは電話をしなければいけないときは,グループから離れてすること。

  5. 餅は餅屋。クラブを運ばせるとか,情報を伝えるとか,コースのスタッフに働いてもらうこと。大多数の人間は自分の仕事をうまくこなすし,自分の仕事に誇りを持っているもの。彼らに働いてもらって自分の時間を作り,コースでのプレーを楽しむこと。

  6. 自分のペースをつねに把握し,グループのなかでいちばんプレーが遅くならないこと。スロープレーを改善する方法は,準備をしっかりすること。自分の番が来たらすぐにプレーできるように準備をしておくこと。ティーインググラウンドでも,フェアウェイでも,グリーン上でも。

  7. プレーしているコースをつねにいたわること。グリーン上ではボールマークを少なくともひとつは直し,ディボット跡もなおすこと(目土があればそれで埋める)。バンカーもレーキでならすこと。コースをいたわることは,自分の後ろの組でプレーしている人たちのラウンドを,より楽しいものにする。さらに,ホールアウトしたりギブアップした場合は,他の人のためにバンカーをならしてあげること。

  8. コース上では,見栄えが重要。自分の身なりに誇りを持つこと。シャツをパンツの外に出していたり,帽子を後ろ向きにかぶっていたり,ジョギング用に格好で現われるのは,ゴルフコースにふさわしくない。ゴルファーの身なりは他の人の記憶に残る。その記憶をいいものにすること。

  9. 熟練のゴルファーのよい行ないを観察すること。プレー慣れしている人は,自分のショットを打つべきタイミングを知っているし,他の人が打つべきに立っている場所を知っているし,ラウンド中にコースをどういたわればいいかを知っている。彼らの教えに素直にしたがえば,そのよい行ないは経験の少ないゴルファーにも伝わっていく。

  10. バンカーには,必ずいちばん低いところから出入りすること。バンカーに跳ね入りたい気持ちもわかるけど,すべてのバンカーはある意味でそのコースに特有なもの。もし砂が欠けていたら,それはコースの形状を変えることになる。