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キャディの弟とともにマスターズに挑むダスティン・ジョンソン

3月24日にマスターズのオフィシャルサイトに掲載された記事ですが,ダスティン・ジョンソンがマスターズに向けた意気込みなどを語っています。

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ソース

Dustin Johnson says limiting mistakes could produce Masters win | 2020 Masters by David Westin, 24 March 2014

拙訳

昨年のマスターズでのダスティン・ジョンソンの活躍は,今後オーガスタ・ナショナルGCでの彼の尽きせぬ活躍の始まりかもしれない。PGAツアーで8回の優勝経験があるロングヒッターのダスティン・ジョンソンは,マスターズで30位の壁を破ることができなかった。しかし2013年,ダスティンは初日オーガスタでの自己最高スコア67でまわりトップに1打差で終え,その後は76,74としたものの最終日に持ち直して70,最終的に13位で終えた。

「去年はついにいいスタートを切れたね」と語るダスティンは,オーガスタから70マイルの距離にあるColumbiaで生まれ育った。「オーガスタでプレーするのはとても楽しい。僕に合ってると言えるね。去年は初めて,4日間を通してしっかりとしたラウンドができた。ミスも少しあった。もし,ミスを最小限に抑えられたら,今年はグリーンジャケットに袖を通せるんじゃないかって気がするよ」

ダスティンはいい状態で今年のマスターズに臨む。今シーズンのPGAツアーでダスティンは,出場6大会のうち5大会でTOP10に入り,そのうちWGC-HSBC選手権で優勝したほか,ペブルビーチ(AT&Tナショナルプロアマ)とリビエラ(ノーザントラストオープン)で2週連続2位に終わった。

サンデーバックナインで優勝争いに加わっていない唯一のメジャーがマスターズであることを告げられたダスティンは,大いなる自信を持ってこう答えた。

「大丈夫。心配しないで」。ダスティンのような才能あふれるプレーヤーが,おととしまではオーガスタでいいプレーができなかったというのは,謎であった。「僕向きのコースだよね。僕はドローボールヒッターだけど,オーガスタではドローがいっぱい求められるでしょ。最高だよね。僕向きじゃないとしても気にしない,それでも大好きなコースだよ」。今シーズンの力強いスタートの鍵は,安定性にある。

「去年は安定していなかったね。どうしてか分からないけど,そうだった。ショートゲームやパッティングでも,いろいろ問題があった。パットには一生懸命取り組んでいる。バンカーショットにはもう少し取り組まないといけないかもしれない」

昨年のPGAツアーでドライバーの平均飛距離が305.8ydだったダスティンは,オーガスタのPar5ホールを攻略してきた。昨年のマスターズではPar5ホールでトータル7アンダーだった。

「Par5でいいプレーができたら,いいスコアが出るだろうね。9番,10番,11番,12番。タフなホールが少しある。そこをパーで切り抜けられたら,十分。そうやりつつ,Par5で飛距離のアドバンテージを活かすよ」

マスターズに向けたダスティンのひとつの変化は,彼のキャディーだ。弟のオースティンが,初めてダスティンのバッグを担ぐ。昨年11月からコンビを組み始め,うまくいっている。「最高だよ。彼はいい仕事をしているよ。今年はすでにたくさん成功を収めているね。彼のおかげで僕は集中できている。彼が一緒にいるのはワクワクするね。オーガスタでキャディをやったら,彼は本当に興奮するだろうね。近くで育った僕らにとって,オーガスタは常に特別な場所なんだ」