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ぜんぜんわからない 俺たちは雰囲気でゴルフをやっている

中井学『ゴルフ パットシングルになる!』池田書店

抜粋
  • 「パットシングル」を目指すことを,あなたい提案したいと思います。18ホールの合計で,毎回36パット以内でラウンドする力がついたら,立派なパットのシングルゴルファー。そのときから,アプローチやアイアン,ドライバーなどのショットに対する考え方も180度変わり,大きくレベルアップしているはずです。
  • すべてのホールで2パットであがることを目標にするには,それなりの作戦をしっかりと練る必要があります。ティグラウンドからスタートして,最高のドライバーショットを打つ,ピンを狙って最高のアイアンショットを打つ。多くのゴルファーはプレーの理想ばかり追い求めようとしますが,こんな考え方では通用しません。完璧なショットを打つことは捨てて,ピンのほうからティグラウンドへと逆にたどり,安全で確実な攻略ルートを探りましょう。
  • グリーンを狙うショットにしても,ピンに寄せたいアプローチにしても,パットを入れやすい場所に乗せていないし,寄せていない。それが原因なのに,パットが入らないかスコアがつくれないと考えて,パットに責任を押しつけるなんて本末転倒です。難しいパットを打つ回数を減らし,やさしいパットを打つ回数を増やす。これが,パットシングルになる決め手といえます。
  • 重要なのは,パターのライ角どおりに構えること。パターのソール全体が,地面に均等に触れるように構えます。使用しているパターにもよりますが,ボールから離れて両手を低くしたハンドダウンの構えでは,フェースを狙った方向よりも左に向けてしまいます。そのため,カップの左側にはずれることが多くなります。
  • ボールの位置を前後左右に少しずつ変えてみて,自分で意識しなくても適度なアッパーブローの軌道でインパクトを迎えられるポジション,そしてフェースの芯とボールの芯が勝手にぶるかり合うポジションを探したのです。その結果,「ストローク軌道の最下点を通過した直後が,理想的なヒッティングポイント=左目の真下」であることに納得したのです。
  • (スコッティ・キャメロンは)ピン型パターが中心で,ロフト角は4度が標準。ボールをポーンと打ち出して,スキップゾーンをちょっと長めにしてから転がしていくという感覚といえます。これに対してテーラーメイドは,スキップゾーンを短めにして,ボールに早めに順回転をかけたいという方針です。ロフト角は2.5度前後が中心で,ヘッド形状もネオマレットなど直進性の高いパターに力を入れています。
  • どうやって距離感をつくるのか。ボールを転がしたい距離に応じて,ストロークの振り幅をコントロールしますが,振り幅を考えるよりも,ボールを転がすスピードを具体的にイメージするのが早道です。
  • ボール側からカップを見るだけでは,転がっていくスピード全体がイメージしにくいケースが多いので,カップ側からもボールのスピードを考えましょう。つまり,終速からイメージし,中速,初速へとなぞっていくことで,どのくらいのスピードで打ち出せばいいかが,より明確になります。
  • ロングパットの距離感が合いにくく,苦手意識のある人は,ストローク中のフェースの適度な開閉が使いやすいL字型やピン型が合っているといえます。逆にショートパットをよくはずしてしまうという人は,フェースの開閉を受けつけないネオマレット型が特に有効です。
  • 自分のミスパットの傾向を分析した結果,左に引っかけてカップの左に外してしまうケースが多いゴルファーは,ネオマレット型がいいでしょう。いつもカップの右に押し出してしまう人には,L字型やピン型を勧めたいと思います。