いま世界中のゴルファーがやっていると思うんですけど,僕もマシュー・ウルフのマネをしてみました。
Matthew Wolff is -3 thru 14 in his PGA TOUR debut.
— PGA TOUR (@PGATOUR) 2019年1月31日
🔸19 years old
🔸Attends @okstate
🔸1st-team All-American as a freshman last year
🔸 Won three straight collegiate events in the fall
And a swing you have never seen before. 😯 pic.twitter.com/rdoMo4NwS7
そしたら,ヘッドスピードが上がりました。
思うに,ウルフのスイングのポイントは4つあって,
- スイング前の骨盤をクイックイッと回すルーティーン
- デプスが深いながらもシャフトが立ってるトップ,そこに至るまでのバックスイングの時間的な短さ
- 切り返しでのシャローイングの
- 左足が後ろに動くぐらいの足の蹴りを積極的に使った回転
って,誰が見てもそう思いますよね。とにかくこれを意識してやってみた。
そしたらですね,「2」と「3」はまずできない。立ててあげてるつもりがぜんぜん立ってないし,そのあとシャローにもなってない。「4」を意識すると,面白いほど回転力があがってヘッドスピードがあがって飛距離が伸びる。スクールにある計測器で10ydぐらいの伸び。
面白かったのは「1」ですね。これをやると「勢い」がでる。「瞬間アドレナリン発生装置」とでも言おうか。普通スイングのトリガーって「フォワードプレス」だったり「右膝を内側に入れる(シャンブリーが言ってるみたいに)」だったり「アゴを右に引く(ニクラウスみたいに)」だったりしますが,そういうのとはちょっと異質。なんというか,「お上品さをかなぐりすてて,ほら,荒ぶってみろよ,気持ちのままに振ってみろよ」と言われているような(誰に?),そんな感じ。ただまぁ,これをやるとインパクトのときに肩まで全部開いちゃいそうになるので,そこだけ気をつけなきゃなんですけど。
ということで,「きれいなスイング/個性派スイング論争」について書いたばかりですが*1,たまには形にとらわれずに勢いのまま振ってみるのもいいもんだと思いました。
(といいつつ,以前書いたように*2,「振る」っていっても腕とかクラブとかを振る意識じゃなくて,意識としては足のアクションの度合いがいちばん「振る」につながっているのが,面白いとこなんですけどね。よくいわれる「叩く」とも違うし。)