Linkslover

旧:GOLF103。道具とかスイング理論とかコース設計とか海外ツアーとか,ゴルフのいろんな側面に興味があるんですが,結局は「自分のスコアがどうしたら縮まるのか」という観点から眺めています。イギリス在住中の2年間に名コースを巡ったのは遠い思い出(世界TOP100コースのうち20以上でラウンドしました)。

PGA2019 最終日を振り返る|15th Club

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物議を醸すキャップのデザインも話題に(僕は好きです)

Ten Notes to Know: PGA Championship, Final Round - 15th Club

  1. 日曜日のブルックス・ケプカはバックナインで「39」を叩いたが,ダスティン・ジョンソンに2打差をつけて優勝。4オーバーというスコアは,メジャー優勝者の最終日としては2004年に Whistling Straits で開催されたPGAで買ったビジェイ・シンの4オーバー以来。にもかかわらず,ケプカは一度も首位の座を譲らなかった。1983年の Hal Sutton 以来,ラウンド終了後に首位タイを含まない,wire-to-wire でのPGA優勝者となった。

  2. ケプカの日曜日の strokes gained tee to green はフィールド41位。しかし,4日間を通じてはトータルで「17.3」の strokes gained tee to green となり,トップ。これに次ぐのは Gary Woodland の「14.3」だった。

  3. この勝利でケプカは,男子のゴルフ史上初めて,ふたつのメジャー大会を同時に2年連続して優勝した。昨年の全米でケプカは1989年のカーティス・ストレンジ以来となる連覇を達成,今年のPGAでは2007年のタイガー・ウッズ以来となる連覇となった。さらに,ケプカは史上初めて,全米とPGAの両方で連覇を達成したプレーヤーとなった。

  4. ケプカは直近メジャー8大会で4勝目。現代のゴルフでこれを成し遂げたのは,ケプカ,ベン・ホーガン,ジャック・ニクラウス,そしてタイガー・ウッズの4人のみ。

  5. ケプカがメジャー初優勝した2017年の全米は自身15回目のメジャー出場だった。それ以来,水門が開いたかのような怒涛の快進撃をつづけるケプカ。自身最初のメジャー4勝を2年以内のあいだで収めたのは,男子のゴルフ史上初めてのこと。

  6. 1年も経たないあいだに,ケプカはニューヨーク州でメジャー2勝目をあげた。ニューヨーク州で複数のメジャー大会を制したのはこれが5人目。過去にはジーン・サラゼン,ジム・バーンズ,ウォルター・ヘイゲン,そしてボビー・ジョーンズ。

  7. 30歳を前にメジャーで4勝している現役のプレーヤーは,ケプカひとり。また,40歳を前にメジャー4勝以上しているのも,現役ではマキロイとケプカのふたりだけ。ケプカとフィル・ミケルソン(5勝)以上にメジャーで勝利をおさめている現役プレーヤーは,タイガー・ウッズ(15勝)のみ。

  8. 2位に終わったダスティン・ジョンソンは,これですべてのメジャー大会で2位を経験した。この「runner-up slam」を直近で達成したのは,2017年PGAでのルイ・ウーストヘイゼン。また,今週のDJは,フィールドで唯一全ラウンドで60台を出した。

  9. ジョーダン・スピースは3位タイに終わったが,これは2018年マスターズ以降で彼の最高成績となった。スピースの strokes gained putting は「10.6」で,フィールド1位。そしてこれは,自身のPGAツアーのキャリアの中で最高の数値だった。

  10. 来月ペブルビーチで開催される全米で,ケプカは大会3連覇を目指す。メジャー大会で3年連続優勝した最後のプレーヤーは,ピーター・トンプソン。1954年から56年にかけて全英を制覇した。全米では Willie Anderson が1903年から05年にかけて達成したのが最後だ。

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