Facebookの「ALBA究極のレッスン/USA日記」*1で読んだのですが,ツアープレーヤーがノーメッキのウェッジを好んで使うのは,
- 太陽の反射を嫌うから,
- ソールを削る加工がしやすい
という2点が大きな理由なのだそうです。
「打感は変わらないが打音はメッキで変わる」ものの,メーカー側は「メッキ加工されたものもノーメッキもスピン量に変化はないと公表している」し,むしろ「スピン量に影響を与える要素としてヘッド重量」があって,「重すぎるとダウンスイングでタメがとけやすい」のだそうです。
「ソールを削る」というと,最近知ったタイガー・ウッズの例*2が顕著で,ナイキ時代にハンドグラインドのウェッジを使っていて,個体差があるから使ってみて削って調整して,へたってきたら再ブラストしてまた使って,スピン量が変わったらまた新しいのに変える,という話。
あと,石川遼の話*3も目にしたんですが,「ウェッジはどのくらいで変える?と聞いたところ,約3か月との答えでした。それで,交換時期の目安は,ポッコンボールが出たときと言っていました。」とのこと。
もちろん,アマチュアの場合は使用頻度が少ないからもうちょっと持つかもしれませんが,でもメッキがないとフェースの状態がほっといても変化していくのは間違いないんですよね。
なんかほら,ノーメッキだとフェースが錆びついて,それでザラザラしてスピンがかかるぅ,みたいなイメージを持っている人がいるかどうか分かりませんが,実際はその逆ということで。
4年ほど前にこのブログでもこんなのを紹介しましたが,
新しいウェッジに買い換える必要はどれほどあるのか? - Linkslover
この検証はメッキされたウェッジだけれども,それでも1シーズン使われたものはスピン量にけっこうな変化があることがわかります。
僕も Vokey SM7 ノーメッキをカスタムオーダーして気分良くなってましたが,
なんというか,パフォーマンスの観点からいえば,無駄な買い物だったなぁと思う今日このごろ。かといって,また新しくメッキされたウェッジを買うのもなんかアホらしくて,悩ましい……。