2019年4月21日現在のランキングだとタイガー・ウッズは6位なんですが,実質的にはもっと上だろ,という共通理解がありまして。
というのは,世界ゴルフランキングっていうのは,過去2年の成績に傾斜をつけて(直近の大会の影響が大きくなるように)ポイントを合計して,それを出場大会数と40との大きい方で割ったところのポイントでランク付けしている*1。しかしタイガーはその2年間に26大会しか出ていないのに40で割られているものだから,6位になっちゃってるって話ですね。
ちなみに,直近のタイガーの平均ポイント「7.6692」を仮に40じゃなくて26で割ると平均は「11.7988」となって,1位ダスティン・ジョンソンの「9.7346」をゆうに上回るわけです。
ということで,「strokes gained」でおなじみの Mark Broadie 教授がツイッターでアンケートをとった。「タイガーがナンバー1に復帰するのはいつだと思いますか? 1)PGA選手権直後,2)全英直後,3)ツアー選手権直後,4)2019年中には起こらない」
その結果がこちら。
Close finish in the OWGR Tiger reaching number 1 poll between 'Not this calendar year' and 'Open Championship.' I think good arguments could be made for any of the three last three choices. Thanks for participating. pic.twitter.com/p11dZRa6pk
— Mark Broadie (@MarkBroadie) April 23, 2019
さすがに来月のPGA選手権直後はないにしても,全英直後と答えた人と今年中はないと答えた人とが約1/3ずつで,果たしてどうなりますかね。
僕は「今年中には起こらない」と回答しましたが,そうでもない気がしてきた……。
*1:実質的に最低40大会への出場制限を設けていると言えるかも。