GOLF103

1にコースで2に道具,3・4が理屈で,5にスコア

「85」から「134」に転落した理由というか課程をつらつらと書いてみる

前に書いた記事に対して,「逆説的に、85から134に転落した理由もわかるとより強くなりそう。」というコメントをkkがくれました。

「T's Golf Academy 赤坂」でレッスンを受けたら2か月でスコアが「134」から「89」になった - GOLF103

明確な理由は分からないにしても,その課程を振り返るのも今であれば面白かろうと思い,この記事を書いてみます。

ゴルフ開始から「85」まで

上の記事内でも書いたように,「ゴルフを始めて半年で100切り,1年で90切り,1年半でベストスコア85@フェニックスカントリークラブ」ってな感じで,30代後半からゴルフを始めたわりにはスタートから順調に腕を上げていった方だと思いっているのですが,とにもかくにも最初からゴルフスクールでレッスンを受け,暇さえあればスクールに行って球を打っていたことが大きな要因だったと思います。

もちろん,持ち前の好奇心からいろんな情報源を当たってスイングやコースマネジメントに関する知識を増やしていったというのもありますし,道具マニアのkkがあれやこれや教えてくれたのも大きかった。

実際,フェニックスで出した「85」というスコアには,多分にラッキーが含まれていたのもありますが,しかし当時は80台のスコアは出ても当然という顔をしていましたし,日本を離れる直前に西那須野でやったラウンドでも「87」,そのひとつ前がゴールド栃木プレジデントで「91」だったので,それぐらいの実力はあったのだと思います。

とはいいながら,アイアンとグリーン周りは得意でも,ドライバーだけはどうしても自信が持てずに,だいたいミニドライバーでティーショットしていた。このへんが,のちのちの伏線になっているような気がします。パッティングは苦労したことがないというか,深く考えていなかったですね。だいたい30台前半のパット数でしたし。

2年3か月のイギリス生活

さて,「日本を離れる直前」と書いたように,そんなタイミングでイギリスへの転勤となりました。わがゴルフライフの大きな転機です。行く前こそ,不安で面倒でダルかったんですが,行ってみたら仕事も生活も楽しくて,すっかりハマってしまった。もちろんゴルフもです。

ロンドンに移り住んで2週間後ぐらいに,初めて彼の地で18ホールのラウンドをしたのですが,そのときのスコアが「87」でした(パー69)。なのでこの時点ではまだモメンタムを保っていたと思うのですが,ただこの日のラウンド前にドライビングレンジで打ったとき,日本にいたときにはほぼなかったフック球が出たんですよね。そのときの違和感は強烈で,こうして今でも思い出せるほどです。これが何かを暗示しているのかどうかは分かりません。

さて,イギリス時代にはレッスンを受けることもなく,ドライビングレンジで練習することもなく,ただひたすらコースに出てはラウンドを楽しんでいました。ひとりでラウンドすることもしばしば。で,いつしか興味は「名コースを巡って写真を撮ってInstagramにアップすること」に移りまして,もうそうなるとスコアなんて二の次になりますね。

そんな中でも,ある日突然(スコットランドに旅している途中に)ドライバーが打てるようになったという変化が,技術的にはありました。ただそれ以外では,スイングの始動はどんどんモタモタするし,クラブは8本ぐらいで(バッグ担いで)まわるから,パンチショットもどきがクセになるし,たまに自分のスイングの動画を撮ってもらって見てみるとその下手さに愕然とする,という感じになってきました。下手さというか,トップでシャフトがクロスして,そこからものすごくシャフトが立って降りてくる,という感じで,見た目にも窮屈だし,振ってても窮屈だし,という感じですね。

ただ,ほぼ毎週のようにラウンドしていたこともあり,ラウンド勘というか実践感覚だけは失わずにいて(特にグリーン周り),ロンドン生活終盤にはRye Golf Clubというリンクスコースでキャディがついて「87」というスコアを出したこともありました(前半「40」で,ベスト更新か!と色めき立ったら,10Hのティーショットでドライバーがみごとチーピン)。

しかしそのあとに子供が生まれ,数か月ゴルフから遠ざかり,唯一の頼りだった実践感覚すら失われ,たまにラウンドにすると,なぜかドライバーの飛距離は伸びたものの,最初14ホールはいろいろ思い出しながらのラウンド,残り4ホールでようやく調子が出てくる,というのを繰り返して,イギリス生活の終わりを迎えます。

日本に復帰後

日本に戻ってきての最初のラウンドは,かつての隨縁カントリークラブ竹岡コース,今の東京ベイサイドゴルフコースでした。会社コンペで,同僚たちに見守られてのラウンド。

ラウンドの記録 // 隨縁カントリークラブ竹岡コース // 日本に帰国後,最初のラウンド - GOLF103

10番ホールスタートで,打ち下ろしパー3のティーショットが大ダフリ。ランチを挟んでの1番打ち下ろしのパー4で3番ハイブリッドでのティーショットがまた大ダフリという,ターフが華々しく舞い上がる復帰戦でした。スコアは53-49の102。「2ホールほど大叩きがあったので,それさえなかったら100切りじゃん。久しぶりのラウンドだったから,カンが戻ったら大丈夫なはず」と,このときはまだ楽観視していました。

その次のラウンドは,オーク・ヒルズ。前半は「45」で,「これがイギリスじこみの腕じゃいー」なんて顔してランチを食べたんですが,後半は「55」のトータル「100」。そのあと2016年最後のラウンドも「108」で,このころからkkとのラウンドは「行きのクルマで盛り上がって,帰りはお通夜」が常態化します。

とにかく,年が明けたらなんとかしよう。金に糸目をつけずに,スクールに通って最短で上達しよう,と胸に秘めて,2016年が暮れます。

そして暗黒の2017年へ

2017年の大まかな振り返りに書いたように,年が明けてからトータルゴルフフィットネス(TGF)に通うようになりました。イギリスにいたときからTGF系のウェブコンテンツをよく目にしていて,戻ったらここで習いたいと思っていたんですよね。

2017年のゴルフライフを振り返る - GOLF103

が,そこで教わった内容が消化しきれず,コースに行っても「体の動き」だけが気になって,クラブやボールのことなんか意識の外。TGFに通いはじめた直後のラウンドが成田東で,スコアが「124」。

ラウンドの記録 // 成田東カントリークラブ // お久しぶり,さようなら - GOLF103

結局,葉山国際でのラウンドで後半たまたま「43」が出てトータル「94」だった以外は,30ラウンドほどして100切りならず。技術的には,始動がもたつきほぼイップス,飛ばない・つかまらない・上がらない,といったところでした。

TGFについては,最初から期間を区切って(短期集中で)取り組むつもりだったので,11月にはいったん休会。しかし何かしなくちゃいけないなと思って,「グリップ先生」を購入し,そして自宅での素振りを開始しました。

ゴルフ歴5年目にしてようやく正しいグリップを身につけつつある - GOLF103

見つかった!最強の練習法 - GOLF103

そして光が見えた2018年

で,本当なら「素振りだけで100が切れた!」みたいな記事を書きたかったんですが,いざコースに出てみたら,体は動くものの全然ボールに当たんないんですよね。2018年最初のラウンドで「105」というのがあって,「これが復活のきざしか?」と思ったんですが,その後も110-120あたりをウロチョロする日々。コースに出てはうまくいかなくて,ラウンドしながら,過去に得た断片的な知識をトライしてエラーして……の繰り返しで,そのクライマックスが3月末の「134」。

ゴルフを初めて2週間後の最初のラウンドが「141」,その2週間後に「117」だったので,さすがに「134」には愕然としました。ラウンドしながら絶望的になり,本気で何かをしなきゃだめだと思い,そしてゴルフネットワークのCMで目にしていた「ワンタイムレッスン」を試すに至ったのでした。

そこで二回ほどレッスンを受けて思ったのが,やっぱり自分はこういうかたちで(室内で,モニターでスイングをチェックしながら,インストラクターの始動を受けて)練習するのが好きだなぁということ。

その後の流れは以前書いた通りです。

「T's Golf Academy 赤坂」でレッスンを受けたら2か月でスコアが「134」から「89」になった - GOLF103

まとめ

僕はゴルフを始めたときから室内のレッスンを受けてスイングを作っていったので,やはりそういう環境で練習をすることへの安心感があります。イギリスに移ってその環境を失ったことで,自分がどうスイングしているのか,どうやって改善したらいいのかがまったく分からなくなり,露頭に迷った,という点はあります。

一方で,アナライズのT島氏が「自転車に乗れるスイング」という言い方をしていますが(その言葉自体に賛同してるだけで,それ以外の細かいところは判断留保),

新自転車に乗れるスイング その1 | アナライズストアブログ

最初に習っていたスイングが「自転車に乗れるスイング」だったのかどうかが疑問だし,そうじゃなかったんじゃないかという気がしています。

先日妻とゴルフの話をしていて,「最近調子いい」っていうことを言ったら,「なんでさっさと90切ったのに,そんなに低迷していたのか逆に不思議だった」という風に言われまして。それってまさにこの記事のテーマであるんですが,たぶん答えとしては,

「当初習っていたのが”自転車に乗れるスイング”ではなかった」
「それは90は切れるスイングだったけど,80を切れるスイングではなかった」
「定期的に練習しているときは再現性があったけど,練習しなくなったらそれもなくなった」
「素振りだけじゃ上手くはならない」
「知識だけが増えてそれがかたちに繋がらなかった」
「ちゃんとした人に習ってようやく再上達できた」

というところですかね。ちなみに,僕よりぜんぜん上手い会社の同僚も同じゴルフスクールに通いはじめましたが,さっそく感動してたので,いくら上手くても改善の余地っていくらでもあるんだなーと思いました(PGAのトッププロでもスイングコーチをつけてるぐらいだから,そらそうか)。