GOLF103

道具とかスイング理論とかコース設計とか海外ツアーとか,ゴルフのいろんな側面に興味があるんですが,結局は「自分のスコアがどうしたら縮まるのか」という観点から眺めています。英語で面白い記事を見つけたら適当に訳しています。

『Peugeot Golf Guide 2006/2007: Europe's Top 1000 Golf Courses』|プジョーによる,ゴルフコース版ミシュラン・ガイド

かれこれ3年近く前になりますが,イギリスに行くことになるかもしれないと分かったときに,最初に買った本がこれでした。プジョーによる,ヨーロッパのゴルフコースガイド。いわば,ゴルフコース版ミシュランガイドです。

Peugeot Golf Guide 2006/2007 2006/2007: Europe's Top 1000 Golf Courses

Peugeot Golf Guide 2006/2007 2006/2007: Europe's Top 1000 Golf Courses

この本の存在を教えてくれたのは,このブログでした。

2013-09-30 - 漂流する身体。

さてこの本,イギリス&アイルランドを含めた,ヨーロッパ中の1000コースのガイドブックとなっており,掲載されたすべてのコースにスコアが付与されています(コースに対して20点満点,クラブハウスに対して10点満点,そして周囲の宿泊施設に対して10点満点)。1コースに対して1ページが割り振られ,その中で英語とフランス語による紹介文,住所と電話番号と地図,プレーフィーなどが一覧できます。

コースに対して20点満点を得たところはなく,最高が19点で18コース。それらは以下の通りです。

  • Ballybunion - Old Course|アイルランド
  • Les Bordes|フランス
  • Carnoustie - Championship|スコットランド
  • Ganton|イングランド
  • Kingsbarns|スコットランド
  • Muirfield|スコットランド
  • Nairn|スコットランド
  • Portmarnock|アイルランド
  • Royal Birkdale|イングランド
  • Royal County Down|北アイルランド
  • Royal Dornoch - Championship|スコットランド
  • Royal Porthcawl|ウェールズ
  • Royal Portrush - Dunluce Links|アイルランド
  • Royal St George's|イングランド
  • Royal Troon - Old Course|スコットランド
  • Turnberry - Ailsa Course|スコットランド
  • Valderrama|スペイン
  • Woodhall Spa - Hotchkin|イングランド

今でも覚えているのは,この本を片手にkkと飲んだことがあって,ビビリでペーパードライバーだった僕は「このガイドブックに書かれているコースの中で,ひとつでも僕はプレーできるんだろうか」と自信なげにkkに言ったことです。結果的には,この本どころか上記の19点のコースの中だけで11コースをプレーしたことになりました(リンクは,そのときのラウンドの記録に貼っています)。

でもそういった超名門コースよりも,このガイドから得られた情報の中でいちばんよかったと思っているのは,イングランドのコースページをひとつひとつ眺めていって,そこで目にしたHadley Wood Golf Club。このブログでも何回か書きましたが(たとえばこれ),北ロンドンに位置する,アリスター・マッケンジー設計のコースです。まさかマッケンジー設計のコースで身近にラウンドできるとは思っても見なかった。

なんでもインターネットで検索できるこの時代に,紙のガイドブック(しかも,もう10年前以上に刊行された)に何の意味があるのだろうと,思われる方もいるでしょう。ただ,分厚い本を手にし,その中の地図を眺め,その一帯の幹線道路と主要コースの位置を見,ページをめくってそのコースの紹介文を眺める。地図に戻ってはまたページをめくり直し……。この物理的・肉体的な愉悦は,いつになっても代替できないのではないかと思います。

「旅行は家に帰るまでが旅行」といいますが,ガイドブックを眺めているところから旅行は始まっているのかもしれません。