Linkslover

I want to be a window through which Japanese golfers can see what’s happening outside. TPI G2/P2.

ウーストヘイゼンが教える「スムーズなスイングのコツ」

自分が身長が高くないので,同じようなタイプのアスリートには目が行きがちです。ルーク・ドナルドもそういう意味で注目しはじめたし,ルイ・ウーストヘイゼンも同じように気になるゴルファーのひとりです。

ただ,ルークがロングゲームの弱さをショートゲームで補っているのに対して,ウーストヘイゼンの場合は飛距離もないわけじゃないんですよね(たとえば2016年シーズンのSG: OFF-THE-TEEはPGAツアーで34位) 。そして,つねに平然としている表情と,スムーズなスイングが魅力。

そんなウーストヘイゼンがスイングのポイントについて語っている記事が,GOLF.comにありました。

Louis Oosthuizen's 4 Simple Moves For a World-Class Swing|Golf Magazine
http://www.golf.com/instruction/louis-oostzhuizens-4-simple-moves-world-class-swing

まず最初に「LET THE CLUB DO THE WORK(クラブに仕事をさせろ)」ということで,ソフトにスイングするということ,そしていわゆる「ビトウィーン」のときは(時にはそうじゃないときでも)長いクラブでスムーズに振ることを心がけている,と言っています。同国の英雄,アーニー・エルスの影響は当然のようにあるし,そしてホームタウンの Mossel Bay は強い風で知られるところで(「鳥ですら歩かなきゃいけない」という地元のジョークがあるらしい),となると必然的に,たとえば8番のフルショットじゃなくて5番か6番でのノックダウンショットを打つことを覚えたらしいです。

スムーズに振るコツのひとつとして,ウーストヘイゼンは,左の上腕を胸に当てて,腕と上半身との一体感を保つようにしているとか。

また,始動をスムーズに始めるコツとしては,スタンスを定めたらすぐに,グリップをターゲット方向に少しプレスし,ウェイトを左足に移す。それをきっかけにテイクバックを始めて,右足にウェイトを移す。アタマの中で,「1 セット,2 プレス,3 スイング」と数えながらやっているようです。

最後に,両足を閉じてPWを振ることでリズムとつかむドリル,そしてスイングのトップで一瞬止まることの大事さをうたっています。