今度は「南西イングランド」,つまりはグレートブリテン島の左下の突き出たところ,CornwallやDevon方面への旅です。週末を挟んだ4日間の旅程で,0日目に午後休をとってロンドンからクルマでDevonまで約5時間。
そして1日目にラウンドしたのは,Saunton Golf Club。広大で茫漠とした土地の中にEastとWestの2コースありまして,午前中にプレーしたのはまずメインのEastの方です。
Saunton Golf Club & Course in North Devon | England | UK
この日はあいにくの天気。こんな中を36ホールもプレーするのか自分は?という疑問を抱かざるをえません。
1番パー4。この土地の広さに圧倒されます。
5番,このコース最初のパー3。距離は短いとはいえ,タフだぞと。
それまで変化に乏しいホールが続く中,この8番パー4は面白いです。まずティーショットは,ご覧のDuneを越えるブラインド……
……それを越えると広々としたフェアウェイが待っていますが,ターゲットのグリーンはこんな感じでガードされています。バンカーレスですが,なんともタフで印象に残るホールです。
10番,パー4。ティーショットは打ち下ろしで,距離も短いですが,グリーンがご覧の通り,高みの見物をしています。
11番パー4。Hoylakeを想起させる,四角いOBエリアがフェアウェイに食い込んできています。
13番パー3。縦距離のミスはゆるさないぞ(トップでどショートなんてもってのほか)という緊張感。
16番,左ドッグレッグのパー4。フェアウェイはどこですか。
18番,左ドッグレッグのパー4で終了。
とにかくタフに感じます。それはきっと,メンタルからくるものだと思います。ホールのバリエーションが乏しいのもありますし,見た目に楽しめる光景も少ない。リンクスコースで海が見えた瞬間に感じる「このために来たんだ!」って感覚が,このコースからはなかなか得られないんです。ましてこんな天気であれば。さらにひとりでラウンドしているのであれば。
スキルもメンタルも試されるコースでした。
21 Feb 2016