この件,あちこちで話題になっていますね。(しかし,ロングパターないしベリーパターに対して,ショートパターでいいのだろうか。英語だと conventional putter だけど。)
まずGolfWRXは,写真をいっぱい載せております。Scotty Cameron Futura X5 Tour と Odyssey White Ice #7 with a SuperStroke Slim 3.0 Midnight grip を持っている写真とか。(Oddysey White Ice #7 は,ヘッドが360グラムの方を使っているという記事を読んだ気がするが……,ソースを忘れた)
Adam Scott testing short putters at WGC-Cadillac – GolfWRX
で,ちょっと面白かったのは,Golf Digest の記事。
「スコットは,2011年のWGCマッチプレーで Strokes Gained/putting が186位になってから,ロングパターに切り替えた。それから彼は持ち直し,2014年には彼にとって2番目にいいパッティングの年になった」ということで,2004年以降のスコットの Strokes Gained/putting を掲載しております。
Year | Strokes Gained: Putting | Rank |
2004 | 0.88 | 1 |
2005 | 0.016 | 101 |
2006 | -0.122 | 133 |
2007 | 0.127 | 73 |
2008 | -0.436 | 179 |
2009 | -0.888 | 180 |
2010 | -0.746 | 186 |
2011 | -0.187 | 143 |
2012 | -0.203 | 146 |
2013 | 0.001 | 103 |
2014 | 0.217 | 55 |
追記|2015-03-06
果たしてアダム・スコットは,Trump National Doral で開催されている WGCキャデラック選手権の初日,Odyssey White Ice #7 with a SuperStroke Slim 3.0 Midnight Series grip を手にしたわけですが,なんと5バーディーで Strokes Gained - Putting が2.993 と,コンベンショナルパターでも何の問題もないじゃんという結果に。しかし,周囲からの注目を集める中で普段以上にプレッシャーがかかる状況だろうに,結果を出すのはさすが超一流ですね。