Linkslover

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Dynamic Gold AMT シャフト Northern Trust Open でお披露目

詳細はよく分かりませんが,ロングアイアンからミドルアイアンでは普通のDGより軽くて高い弾道が得られ,ショートアイアンとウェッジではよりトラディショナルなフィーリングが得られるのだとか。普通のDGのS400とx100の重さが132gと130gで,それがウェッジでは同じぐらい,ロングアイアンでは109から117グラムのレンジに入るとか。

んー,想像するに,CPTはロングアイアンからウェッジまで全体的にDGに比べて軽いのに対して,AMTはロングアイアンではCPTと同じぐらいの重さでウェッジはDG並の重さ,ということなんでしょうか。興味あるな……。

個人的なことを申し上げるならば,いま3番からPWまでにDGのCPT S200を挿していまして,リシャフトした当時の懸念としては

  • 3番アイアンがDGに比べて9グラムほど軽くなったのはいいんですが,PWで17グラムも軽くなったのはちょっと軽すぎないか
  • それ以上のウェッジ(52度と58度)はそのままDG S200を使っているのですが,PWとその2本のウェッジとで重さの差がありすぎないか

ということで,AMTがそれを解消するシャフトであればいいなぁと思う次第です。アメリカの True Temper のサイトでは,もうCPTの影も形もないし

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GolfWRX "Spotted: True Temper Dynamic Gold AMT Shaft"
http://www.golfwrx.com/281885/spotted-true-temper-dynamic-gold-amt-shaft/

  • AMTは,「ascending mass technology」の略。ロングアイアンからウェッジにかけて段階的に重くなっていくアイアンシャフトのセット。
  • 3番アイアンのシャフトがセットの中でいちばん軽く,番手が下がるについて3グラムずつ重くなっていく。
  • その結果,ウェッジシャフトは125から130グラムのあいだ。重さはフレックス(R300,S300,X100)に依る。
  • とりわけロングアイアンではDGに比べて,軽量化によるスイングスピードの向上から弾道が少し高くなる。
  • AMTシャフトは,variable wall technology(VWT)を使用している。これにより,望む重量を得るためにシャフト全体の厚さをエンジニアがコントロールできる。
  • AMTは "Dynamic Gold DNA" を受け継いでいる,つまり,オリジナルのモデルと同じバランスポイントと弾道を提供するということ。
  •  AMTは,ツアープレーヤーを含む上級者,および,DGがロングアイアンやミドルアイアンでは重いと感じているゴルファーに人気が出るだろう。
  • ダイナミックゴールドAMTは,現時点ではツアー専用のプロダクトであり,リリースの予定は今のところない。市販されるとしたら2016年。
追記|2015-03-27

True Temper の Facebook ページによれば,ジミー・ウォーカーもAMTユーザーなようです。

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