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トンチャイ・ジャイディーについて,あなたが知らない5つの事柄

個人的な体験を申し上げると,タイ旅行をしたときにサムイ島(Ko Samui)のSantiburi Samui Golf Club を訪れまして,ちょうどそのときにアジアンツアーの大会が開催されていたので観戦しました。

そこで優勝したのがタイのキラデク・アフィバーンラトで,それを目にして以来,タイのプロゴルファーにはなんとなく肩入れをしております。トンチャイ・ジャイディーもそのひとりです。キラデクとトンチャイは2013年のロイヤルトロフィーでも奮闘しましたね。

ヨーロピアンツアーで活躍しているトンチャイ・ジャイディーが,ツアーのサイトで紹介されています。

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ソース

2015 Schedule - European Tour

拙訳

世界ランキング39位のトンチャイ・ジャイディー(2015年2月8日現在)は,ヨーロピアンツアーでもっとも安定していてその実力が認められているプレーヤーのひとり。2004年にツアーに加わってから,現在45歳のトンチャイがプレーした大会数は295,優勝は6度,トップ10フィニッシュは50回を数える。しかしそれ以外にも,このタイのエースについて知らないであろうことがある。

1. かつて軍のパラシュート部隊にいた

トンチャイは19歳でタイ王国軍に入隊。その数年後,彼は軍に残ることを決め,最終的にパラシュート部隊に入った。上空1万2千フィートからのソロジャンプ。12年間の軍隊生活の中で,ジャンプすること60回以上。「私にとっていい経験になったと思います。ハードなトレーニングから,多くのものを得ることができました。強靭な肉体と精神,そのおかげでゴルフが続けられていると思います。」

2. プロ転向は29歳になってから

トンチャイがゴルフに出会ったのは16歳のとき,そのとき彼はゴルフコースの裏にある2階建ての木造の家に住んでいた。裕福な家庭ではなかったため,トンチャイはゴルフボールをひとつだけ買い,見つけた5番アイアンのヘッドを竹の細い棒にさして使っていた。軍隊生活のあいだもゴルフの練習をしていたトンチャイは,自信を身につけ,1999年にプロ転向をした。

3. タイのゴルファーとして初めて,すべての4大大会でプレー

トンチャイがツアーで成功するまで,長くはかからなかった。アジアンツアーの Kolon Cup Korean Open で初勝利をおさめたあとは,その後10年のうち9年で,アジアンツアーで少なくとも1勝をあげている。2005年に初めて世界ランキングのTOP100入りをし,2006年のマスターズに出場したことで,タイのゴルファーとして初めて,すべての4大大会でプレーをしたことになった。メジャーでのこれまでの最高成績は,2009年にターンベリーで開催された全英オープンの13位タイ。

4. アジアンツアーの賞金ランキングではトップ

トンチャイは現在,ヨーロピアンツアーを主戦場としているものの,1995年にアジアンツアーが設立されて以来,176の大会に出場し,賞金総額は歴代最高の510万USドル。そこで13回の優勝,68回のTOP10入りという成績を残し,平均ストロークは驚くことに 69.85。

5. 現在,45歳以上のプレーヤーの中では最高のランキング

2013年以降,ヨーロピアンツアーの75大会に出場し,予選落ちは5回のみ,過去3回の The Race to Dubai で100万ユーロ以上を獲得したのは,トンチャイを含めてわずか9人しかいない。いかにトンチャイのプレーが安定しており,いいコンディションを保ち続けているかの証しだ。

最後に,トンチャイの超ロングパットの映像を。

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