Linkslover

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テーラーメイド RSi 1 / RSi 2 / RSi TP アイアン|今度はフェースにスロット

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テーラーメイドの新しいアイアンは「SLDR」ではなくて「RSi」でした。そもそもスライダーがついてないアイアンでSLDRっておかしいじゃんと思っていたのでこれはよろしいことかと思いますが,それよりも今度はフェースにスロットだそうです。ソールのスロットは「スピードポケット」でしたが,フェースのこれはなんと呼ばれるのか。

各サイトがいっせいに取り上げています。

GolfWRX "Hello Face Slots: TaylorMade RSi 1, RSi 2 and RSi TP irons"
http://www.golfwrx.com/248785/hello-face-slots-taylormade-rsi-1-rsi-2-and-rsi-tp-irons/

Golf Digest "TaylorMade's new irons have slots--on the face"
http://www.golfdigest.com/blogs/the-loop/2014/10/taylormades-new-irons-have-slo.html

Golfweek "TaylorMade RSi irons"
http://golfweek.com/news/2014/oct/15/golf-equipment-taylormade-rsi-1-rsi-2-irons/

簡潔にまとまっている Golfweek の記事によると,まず「RSi」とは「R Slotted Iron」とのこと。フェースのスロットはスピードポケットと同じく,オフセンターでのヒット時の飛距離の向上を狙っているのだそうです。

全部で3モデルあり,そのうちのふたつ(RSi 1と RSi 2)は11月14日発売開始予定。でもクラブはその1ヶ月前から各ショップに届くとのこと。3つ目のモデル(RSi TP)は,2015年1月15日発売予定。

Tomo Bystedt(TaylorMade's director of product creation for irons, putters and wedges)の話によると,「スピードポケットが縦のミスヒットに対する寛容性を増したのだから,横のミスヒット(トゥ寄りかヒール寄りか)にも対応するものを作るのはどうだろう」ということで,このフェースにある縦のスロットが作られたそうです。

RSi 1は,薄いフェースと深いアンダーカットキャビティ。このフェーススロットテクノロジーの効果が最大限に発揮されるデザインになっている。アベレージゴルファー向け。RSi TP は,上級アマとツアープロ向け。RSi 2 は,その中間。このモデルはテーラーメイドのいう「 Progressive Multi-Material Construction」をフィーチャー。すなわち,3番から5番は450ステンレススチールにタングステンウェイトを合わせてキャスト,6番と7番は,タングステンウェイトなしで450ステンレススチールのみ。8番からPWはフォージドフェイスで,ウェッジ(ギャップとサンド)は完全にフォージド。3モデルとも,フェーススロットは8番までで,9番とウェッジにはフェーススロットはない。TPはロフトがいちばんウィークで,6番で30度。一方,RSi 2 では27度で,RSi 1 では26.5度。

Golf Digest の記事も,だいたい同じないようですね。GolfWRXはいっぱい写真が載っていますが,あいかわらずべったりとロゴが貼られています。

それぞれスペックはこのような感じ。

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TP