Linkslover

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タイトリスト ボール Pro V1 / Pro V1x / NXT Tour / NXT Tour S

もとのレビュー記事は「Pro V1 and Titleist Pro V1x」と「NXT Tour and NXT Tour S」というふうに分けられていたけど,4つを比較する表もあるので,ここではまとめて訳してみます。

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Review: Titleist Pro V1 and Titleist Pro V1x Golf Balls
http://www.golfwrx.com/206069/review-titleist-pro-v1-and-titleist-pro-v1x-golf-balls/

Review: NXT Tour and NXT Tour S Golf Balls
http://www.golfwrx.com/206527/review-nxt-tour-and-nxt-tour-s-golf-balls/

長所

Pro V1,Pro V1x|これぞ,タイトリストのゴルフボール。すなわちそれは,一貫性,信頼のクオリティ,そしてパフォーマンスを意味する。新しいカバーの設計により,Pro V1 と Pro V1x の耐久性が増したと同時に,アイアンショットでの比類なきスピン量は維持し,番手を通じた最高のフィーリングを約束している。

NXT Tour,NXT Tour S // いずれも,ツアーレベルでのショートゲームのパフォーマンスを,ドライバーでの低スピン量とともに達成している。コアのコンプレッションが軟らかくなり,前のモデルより軟らかくなった。

短所

Pro V1,Pro V1x // お値段もツアーレベル。めったにディスカウントされない。

NXT Tour,NXT Tour S // 視覚に飛び込む黄色いボールは,残念ながら NXT Tour S のみで入手可能。

結論

Pro V1,Pro V1x // 世界で最も認められ,最も使用されているゴルフボール。3000以上のツアープレーヤーが,Pro V1 か Pro V1x を使っている。飛距離とソフトなフィーリングと耐久性を兼ね備え,すべてのレベルのゴルファーにお勧め。

NXT Tour,NXT Tour S // 以前のモデルに比べてはるかにソフトになり,しかも,飛距離性能やグリーン回りでのスピン性能は変わっていない。The NXT Tour は,はるかに高価な Pro V1 に比べ,ウェッジでのスピン量は同程度,ドライバーでの飛距離は上回る。視覚に飛び込む黄色いカラーボールは NXT Tour S で入手可能で,伝統的な白いボールの代わりとして用いるのも面白い。ツアーレベルのボールを,ツアーレベルのお値段ではなく試したいなら,NXT Tour と NXT Tour S を試す価値は大いにある。

概要

Pro V1,Pro V1x // タイトリストは基本的に,Pro V1とPro V1xの新製品を2年サイクルで発売してきた。最新モデルは2013年の発売で,2014年版の変更点はパッケージだけ。Pro V1 は,softer ZG process core technology により,3ピースの V1 はこれまでタイトリストが発表してきたゴルフボールの中でもっとも軟らかい。軟らかなコアはドライバーのスピン量を減らし,飛距離を生む。さらに,耐久性が増して,ラウンド中ずっと,箱から出したての見た目をキープ。V1x は,デュアルコアの,4ピースボール。超ソフトな内側のコアで,ドライバーのスピン量は抑えられ,同時に,外側のコアとマントルが,アプローチショットのスピン量を増やす。V1とV1xの両方で,ウレタンのElastomerカバーが改良されている。

NXT Tour,NXT Tour S // このふたつのモデルは人気だが,V1とV1xという超人気な兄貴たちの影に長いこと隠れている。しかし,多くの弟たちがそうであるように,このふたつのモデルはその影から出ることを熱望し,すべてのレベルのゴルファーが使うにふさわしいボールであることを証明しようとしている。過去2年,世界中で行なわれたタイトリストの white-box testing and validation program(モデルを明かさずにボールを打つテストのことでしょう)に4万のゴルファーが参加し,その結果が,NXT Tour と NXT Tour S の2014年モデルの開発に直接的な影響を与えている(Velocity と DT SoLo も同様)。2014年モデルの NXT Tour と NXT Tour S は,いずれもコアとカバーがソフトになるよう再設計され,前のモデルと比べて飛距離性能とショートゲームでのパフォーマンスを落とさないまま,よりソフトになっている。

パフォーマンス

Pro V1,Pro V1x // たぶん,ラウンド中に話の中やウォーターハザードのヘリでV1やV1xを見つけたら,それがどのバージョンかに関わらず,あなたはそのボールを拾ってバッグに入れると思う。このふたつのモデルのパフォーマンス特性は,非常に似通っている。どちらも最高のフィーリングが得られ,飛距離性能が高く,ショートゲームでのスピン量もすごい。とはいえ,この中からひとつを選ぶとして,フィッティングを受けてみたら,大きな違いが出てくるのだ。V1は,非常にソフトなコアで,どの番手でもソフトなフィーリングが得られ,ドライバーでのスピン量が多くなりがち。V1xはデュアルコアで,ドライバーでのスピン量は少ないが,ショートアイアンでのスピン量は増えるという。

NXT Tour,NXT Tour S // タイトリストが提供しているチャートを見るに,このふたつのモデルの違いは,フィーリングとドライバーの飛距離だという。NXT Tour はより飛距離性能が高く,NXT Tour S は比較的ソフトなフィーリング。

以下に,これら4モデルの番手別のパフォーマンスを詳しく見てみる。

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ロフト角60度でのウェッジショットでの比較

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6番アイアンでのショットの比較

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ドライバーショットの比較

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コースでのテスト(ウェッジショット)

TITLEIST(タイトリスト) PRO V1 ボール 2013年モデル 日本仕様

TITLEIST(タイトリスト) PRO V1 ボール 2013年モデル 日本仕様

  • 発売日: 2013/02/05
  • メディア: スポーツ用品