小ネタ。「マーディ・フィッシュ」と言っても,テニス好きじゃない人はピンとこないかもしれません。かつてはアメリカ人テニスプレーヤーとしてNo.1ランキングでもあったフィッシュは,現在はゴルフに熱中し,全米オープンの予選大会にも出場しているのだとか。
Former tennis star Mardy Fish now pursuing golf, U.S. Open - Golf Digest
拙訳
3年前,マーディ・フィッシュは世界ランキングNo.7のテニスプレーヤーであり,アメリカ人プレーヤーとして最高位であったが,32歳のときに引退し,その後ゴルフの道を歩んでいる。
フィッシュは現在,LAのベルエア・カントリークラブのメンバーであり,今週LA郊外の TPC Valencia で開催された全米オープンの地区予選で1オーバーパーの73という成績を残し,オルタネートの1番目となっている。
「全米オープンの地区予選でオルタネートの1番目ってことの意味,知ってる人いる?? ってか僕も知らないんだけど(笑)」と,フィッシュはTwitterでつぶやいた。
フィッシュはオルタネートの1番目の座をめぐる5人によるプレーオフの1ホール目で,バーディーを奪った。
「僕は負けず嫌いなんだ」と,フィッシュはUSGAに語った。「真剣に受け止めるんだ。イライラすうrね。14番を終わって2アンダーだったのに,そのあとボギーをいくつか叩いた。テニスなら,勝つか負けるかで,そこでは自分が負けるように感じる。でも実際には負けない」
心臓疾患により,フィッシュは昨年,テニス界から去った。昨年秋,彼はゴルフの世界に足を踏み入れ,All-American Gateway Tour の2大会に出場,どちらも予選落ちであった。全米オープンの地区予選の前哨戦として,Golden State Tour の「La Quinta Dunes Shootout」に出場し,出場19人中5位タイの成績だった。
フィッシュはテニスのATPツアーで6つのシングルスタイトルを獲得,現在ゴルフのハンディキャップは0.6.テニスでは右利きであったが,ゴルフではレフティーとしてプレーする。彼が目指すのは Ellsworth Vines と Frank Conner に次ぐ,テニスとゴルフ双方での全米オープンへの出場だ。
追記|2015-03-12
「元プロテニスプレーヤー」と書きましたが,2015年2月からツアーに復帰しているみたいですね。今開催中の BNP Paribas Open には protected ranking 制度を利用して出場。同じアメリカのライアン・ハリソンと1回戦で対戦。この勝者が2回戦で錦織圭と対戦するようです。