ゴルフ上達のカギを握る「超」ウェッジワーク (青春新書PLAY BOOKS)
- 作者: 永井延宏
- 出版社/メーカー: 青春出版社
- 発売日: 2008/10/15
- メディア: 新書
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抜粋
- アマチュアゴルファーはサンドウェッジの最大の特徴であるソール(バウンス)を使う打ち方を知らないのです。
- 1930年にジーン・サラゼンが発明したサンドウェッジというクラブの特性を引き出せる打ち方が身につくと,当然,あなたのショートゲームは見違えるほどスキルアップします。
- ジーン・サラゼンはサンドウェッジを発明したゴルファーといわれていますが,正確には「バウンス」の付いたサンドウェッジを発明したのです。
- 状況次第ではノーコックで打つほうが適している場合もありますが,ゴルフスイングの基本は「コッキング」を使ったものだということを覚えておいてください。
- シャフトが垂直な状態でインパクトをすることが,力学的にみて最もエネルギーが伝わる高効率のインパクトなのです。
- ローバウンスでシャープなサンドウェッジは,ソールを滑らせて打つように設計されていないため,リーディングエッジをボールの赤道と地面の間に直接入れることが求められます。
- ハイバウンスのオーソドックスなサンドウェッジは,ソールを滑らせて打つことを前提にしているので,滑らせる(ダフらせる)ことさえできれば、リーディングエッジは自然とボールの中央よりやや下に入り、高弾道でスピンの利いたショットが打てるのです。
- ネックの長いものは高重心設計で,ネックの短い低重心設計のものよりスピンがかけやすい,かかりやすいといえます。
- バウンスがあるために跳ね返る挙動が大きいサンドウェッジは,どのように打てばいいのでしょう。その答えは「跳ね返りを押さえ込んで打つ」ということになります。
- ボディターンに洗脳されているアマチュアゴルファーは切り返しは下半身からとか,大きな筋肉で飛ばすということが頭にも体にも染みついているため,唯一クラブに直接触れている手の動きに無関心,無頓着になっています。
- テークバックによって自然現象的に発生するコックは,甲側に手首が折れる可能性が高くなります。
- コッキング&リリースはオープンスタンス,左足体重,ハンドファースト,ノーコックのアプローチショットだけの技術と決別し,さらに,その打ち方では対応できない状況に遭遇したときにあなたを救ってくれる救世主なのです。
- ベン・ホーガンは,「サンドウェッジを正しい打ち方で打った場合,その飛距離は60ヤード」といっています(ロフト角が56度の場合)。そして,ミニアイアン的に潰して打っても85ヤードが限界だといっています。
- アマチュアゴルファーはウェッジを必要以上に増やすよりは,ロングショットの不得手なゾーンに対して複数のユーティリティなどを加えたほうがゴルフがやさしくなるはずです。