スイングの計測器では,最初の頃はヘッドスピード(club speed),ボール初速(ball speed),打ち出し角(launch angle),スピン量(spin rate),キャリー飛距離(carry distance),ミート率(smash factor)だけがモニターできたけれど,この記事では,ボールの打ち出し角に影響を与えるふたつの要素,すなわちダイナイトロフト(dynamic loft)と入射角(angle of attack)について説明します,ということです。
ソース
Dynamic loft, angle of attack and your launch angle – GolfWRX by Tom Stickney II, 21 April 2014
拙訳
友人であるツアープレーヤーのドライバーショットを分析するとき,古い計測器ではこんな表示がされていた,というのを最初にお見せしたい。
- Club Speed: 110 mph
- Ball Speed: 162.4 mph
- Smash Factor: 1.48
- Spin Rate: 2629 rpm
- Launch Angle: 11.9 degrees
- Carry: 268 yards
打ち出し角が低いと知って以来,なぜそうなのかは謎であったが,Trackman が与えてくれる情報によって,私たちは今や打ち出し角がふたつの要素に分解できることを知ったのだ。
- 入射角(Angle of Attack):インパクト時にクラブが垂直方向に移動する角度
- ダイナミックロフト(Dynamic Loft):インパクト時のロフト角
このショットでの数値は以下のとおりだった:
- 打ち出し角:11.9度
- ダイナミックロフト:13.5度
- 入射角:2.8度