Linkslover

I want to be a window through which Japanese golfers can see what’s happening outside. TPI G2/P2.

青木さんのパターは

興味深い……。

Yahoo!知恵袋: 青木功さんのパターは、打つとき斜めになってるように見えるのですが、そういうパ...

Q. 青木功さんのパターは、打つとき斜めになってるように見えるのですが、そういうパターなのですか?(ゴルフは見るだけでプレイはしませんのでよくわかりません。)

A. 青木プロのパターの原型は USA・ファーストフライト社の『サイレントポン』というモデルで、既に絶版となっているので、契約先に同形状のパターを製造させているそうです。ライ角は普通のものと変わらないのですが、それを極端にアップライトに構えて打っています。これは青木プロのオリジナルスタイルであり、打ち方が異なるだけなのです。蛇足になりますが、青木プロとあのパター、パッティングスタイルに関する逸話を紹介させて頂きます。

昭和44年、青木プロがまだ駆け出しのプロの頃、米軍座間キャンプ場のポストエクスチェンジ(軍隊用購売店)で、たまたまこのパター(サイレントポン)を見つけたそうですが、アメリカ人仕様でシャフトが長くまともに打てない、自然と腰を屈めパターのトゥを浮かして打ってみたところ、打点がシャフト付け根(インパクトの衝撃でもヘッドが動かないところ)となり転がりの強い打球が打てたとの事です。要するに、たまたま見つけたシャフトの長いパターを打つ方法を模索したら、あの独特のスタイルになったという、まさに偶然の産物なのだそうです。(当時の日本のコースは高麗芝が主体だったので、転がりの強いパッティングが出来るのは大きな武器になった様です)

その後、絶版となるまで何本も同じパターを購入し使い続けていたのですが、いよいよ絶版となり入手できないとなると、契約先に要請し、全く同じ形、素材のパターを作らせました。時代の流れから、ある時期からは別素材のインサートタイプもあり、使っている様です。

最後に、現在青木プロの使っているパターは、何と20年間もの間 使い続けているものだそうです。